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忘れるための記憶/覚えておかないための記録

Living With War "In The Beginning"~むき出しの鋼鉄の魂

2006-12-21 20:15:41 | 音楽
Neil Youngのこないだ出た70年のライブ盤を繰り返し聴いている。いいんだなあ、これが。今日も帰りのクルマでこいつをガンガン鳴らしながら武庫川の河原をぶっとばしてたら、プチ・プジョーがどでかいアメ車になった気がしたよ。気がしただけだよ、もちろん。

帰宅すると、amazonで注文していたLiving With War "In The Beginning"が届いてた。これ以前に出たLiving With Warから聖歌隊のコーラスとかを抜いたバージョン(ってこっちが先なのかも??)。Neil Youngのむき出しの鋼鉄の魂みたいなのが(よくわからん表現ね)、よりはっきり出てる感じ。この最新作と70年のライブの音にほとんど違いがないのが凄いことだよなあ、と思う。もちろん、細かい部分は違ってるのだが、その音の根幹にあるものはまるっきりそのまま純粋培養されたかのようにそのまま育っているのだった。

しかし、Caetanoといい、Neil Youngといい、日本ではmoonridersの面々とか、かっちょいいおっさんが頑張っててうれしいことよのう。あっ、身近にはマルタニカズというイカしたおっさん(失礼)もおるしな。こんなおっさんたちを見てると、おっさんになるのも(って、もうすっかりおっさんの年齢なのだが・・・)まるで悪くないって思えてくるのさ。逆にみっともない、見るからに気持ちの悪い、金こそすべてみたいな、優しそうな顔して裏で人を殺してるような、庶民の味方みたいなこと言いながら庶民を苦しめてるみたいな、そんなかっこ悪い、イケてない、恥ずかしいおっさんが大多数なのが事実だけどさ。まあ、オレは素敵なおっさんだけを見てこれからも生きていくよ。ちょいワル親父なんてえのとは全く違うのでその辺はよーく確認しておくれよ、ベイビー。


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