美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

おっさんバンド

2006-06-06 20:42:46 | 音楽
巷のうわさによると、おっさんバンドが流行っているそうである。子供も成長して手がかからなくなり、お金にも余裕が出来始めた頃、ふと昔の情熱を思い出し、楽器屋に走り、若い頃には、とても買えなかったような高価な楽器を買って帰るそうである。楽器が手に入ったならば、当然のようにバンドで演奏したくなり(中には、PCベースの宅録オヤジに走る場合もあり。こちらも流行ってると先日新聞に載ってたな)、流行っているため、当然仲間は集まり、何十年ぶりにスタジオを借りて音を出したりするわけだ。バンドの音が固まるにつれ、当然のごとく人に見せたい・聴かせたい衝動が湧き上がるのである。上手い具合に、そういったニーズがあるのをわかってる楽器屋やなんかが、おっさん対象のコンサートとかコンテストとかを開催しているのを発見し、おっさんたちは早速エントリーするのである。さあ、いよいよ本番。何箇所かミスしたものの、まずまずの出来栄え。妻の目も心なしか潤んでいるようだ。子供たちにもパパかっこいいとか言われ、満更でもない感じ。ああ、またこんな機会があればいいな。1年に1回くらい出来ればいいよね。

オレには無縁の世界である。うらやましいか、オレ?いや、まったく。