美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

30周年@日比谷野音(06-04-30)その4

2006-05-03 10:25:42 | 音楽
ホテルのチェックアウト時間が12時ってこともあり、ゆっくり寝る。10時に携帯のアラームをセットしてたが、いつものクセで9時半には目覚める。ゆうべ買っておいたサンドイッチとコーヒーを食べる。少々味気ないな。食べ終わるともうすることが無い。TVで朝のワイドショーをしばらく眺めるも時間は過ぎない。ああ、もうチェックアウトだ。

10時半頃、チェックアウトし、地下鉄半蔵門駅から渋谷へ向う。とりあえず行きたいのはタワーレコードしかない。上から順に見て回るつもり。だが、開店時間はたしか11時だったはず。渋谷に着いてもまだ時間はある。どうしようか。そうだ、中目黒へ行ってみよう。目黒川のほとりを歩いてみよう。

東急東横線へ乗り、二つ目の駅、中目黒で下車。Corneliusのコピー(?)、"from Nakameguro to Everywhere"の中目黒だ。鈴木慶一氏のプライヴェートスタジオも確か中目黒のはず。ついでにモデルの小泉里子さんの出没する飲み屋(?)があるのも中目黒だったと記憶している。そういったことで中目黒な訳である。そういえば、もう1駅先の祐天寺には親戚(?)がいたはず。子供の時に訪ねたような記憶がある。

駅を出てすぐ、目黒川が見つかる。ほとりには、雑誌で見たようなお店が並んでる。朝なので開いてなかったりするが。うろうろして、さあ良い時間だ、同じ電車で引き返すか、と思うのも束の間、急ぐ必要はないし、渋谷まで歩いて戻ってみることにする。駒沢通りから八幡通りへ。おお、ここはお洒落で名高い代官山ではないか。心なしか歩いている人もお洒落に見えるのは、オレがイメージに騙され易いからか。明治通りへ出るとそこはもう渋谷。なんか、早い。

渋谷のターミナルを抜けて公園通りを北上。汗ばみながらタワーレコードに到着。一番上の階から降りていく。確かに洋書が充実しているね。音楽関係の書籍も多数。が、特に買いたい物はなし。クラシックの階は素通りして、ジャズ、ワールド(ワールドって)の階はじっくり。が、ここも今日は特にめぼしいものなし。ロックの階でようやくお買い物。Brian Eno+David Byrneの"MY LIFE IN THE BUSH OF GHOSTS"とLUAKA BOPのコンピレーション盤を。前者は未発表曲が7曲も入ってお得。後者は15曲も入って1,000円ちょっととお得。重いバックパックに無理矢理詰め込んで、日本のロックの階も素通りしてタワーレコードを後にする。

さあ、もう行くところもないし、さっさと帰るべか。どうやって羽田まで行くかね。そうだ、もしかして、リムジンバスも行きとは違うルートだったりせーへんかなあ、ってことでまたもリムジンバスに乗ることにする。値段を考えたら電車で行く方が断然安いのだけど。

乗り場に着いて時刻表を見ると30分後の発車。本を読みながらしばし待つ。5分前にバスに乗車。やっぱり空いてる。これがうれしい。発車後すぐ渋谷駅前で渋滞。なかなか進めない。大阪でもこれほど動かへんことはないけどなあ。まあ、その後なんとか動いて、高速へ。うーん、どうも行きと同じルートで行くようである。ちょっと残念。六本木ヒルズ横を過ぎ、東京タワーを越え、海に近付いてくる。と、そこでバスは左の方向へ。行きと違うぞ。おお、お台場の方向へ向かっている。ということは。そう、レインボーブリッジである。別にどうってことないけど、ちょっと喜ぶ田舎のおっさん一人。そこから湾岸線に入り、思ったより早く空港へ到着。予約便より2時間早い便に変更し、空の人へ。

伊丹空港から行きと同じ市バスでJR伊丹へ。立花からいつものように徒歩で帰宅。まだ、空は明るい。そして、また汗ばむ。暖かくなるのはうれしいが、いらぬ汗は少々ユーウツになるな。