第100回全国高校サッカー選手権大会 決勝戦
大津(熊本) 0 - 4 青森山田(青森)
37分 丸山 大和
41分 名須川 真光
55分 松木 玖生
78分 渡邊 星来
2022年01月10日 14:10
国立競技場 曇 8.9℃ 42,747人
8年ぶりの国立開催、そして新国立初となる決勝に臨むのは、熊本県勢初の決勝進出を果たした大津、対するは4年連続決勝に進み3年ぶり3度目の優勝を狙う青森山田。
プレミアリーグで結果を出しているチーム同士、さらに過去の選手権対戦結果が2戦1勝1敗と拮抗していただけに好勝負が期待された。
特に2年連続決勝で敗退している青森にとって、今年は16年ぶり2度目の総体優勝、さらにプレミアリーグEAST優勝。この勢いに乗って優勝を手にし初の3冠でシーズンを終えたかったことだろう。
試合は序盤から、猛攻を仕掛けた青森山田が主導権を握り前半に2点をリードした。
後半も、青森山田はスピーディーな展開で大津を圧倒。大津からさらに2点を奪った。
後半3分のアディショナルタイムも、青森山田はボールを失うことなく危なげない展開で4-0と圧勝した。
得点差だけでなく、シュート数12対0、コーナーキック12対2とデータ上でも大津を封じ込めた青森山田。また、特に目立ったのは体格の違いだった。大津の選手に比べ、青森山田の選手は筋肉の大きさが1.5倍ほど大きく感じた。フィジカルコンタクトや切り返しで倒れる大津の選手は目についたが、青森山田の選手が倒れるシーンはほとんどなかった。
100回目を迎えた全国高校サッカー選手権は、技術と戦術、さらに肉体までもプロに近いレベルまで引き上げた青森山田が、他を寄せ付けない強さを見せつけた大会となった。
・青森山田結果
vs大社 6-0
vs阪南大高 3-1
vs東山 2-1
vs高川学園 6-0
vs大津 4-0
【大エンディング】第100回全国高校サッカー選手権大会「明日へ。そして未来へ!!!」