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初戦 辛勝

2011年09月03日 08時25分02秒 | 観戦記
日本1-0北朝鮮
吉田麻也(後半49分)
会場:埼玉スタジアム
9月2日(金)19:20

基本的にアジア予選は勝つことが目標である。チーム力強化や素晴らしい内容は2の次で構わない。
とくにこの試合。中心選手の本田、長友を欠いおり、相手が最近不調の北朝鮮といっても100%のパフォーマンスを観るのは難しかった。

案の定、序盤から決定機は作るもののフィニッシュはあさっての方向へ吹っ飛ぶばかり。柏木は自身のホームに関わらず精彩を欠いたふだん通りのプレーを見せていた。また、岡崎は北朝鮮の守備陣相手に自由に動けていたが、枠に飛ぶシュートはなかった。そして在日の英雄チュソンのシュートも阻まれ続けてしまった。

時間が経つにつれ、北朝鮮のアン・ヨンハ、チョン・テセ、リャン・ヨンギらの果敢なプレーに目が行きだしたが、全体的な質の低さから惜しいプレーで終わっていたのが残念。

試合は0-0のまま後半ロスタイム5分に突入後。吉田のシュートで何とか日本が勝利を掴みノルマは果たした。今予選のラッキーボーイとなった吉田だが、守備の甘さはいなめず、中沢、闘莉王らの復帰に期待したいところ。

台風も遠ざかり予定通り2日に開催されたため、続くアウェイ、ウズベキスタン戦への影響は少ないだろう。できる限りの修正を行って勝ち点3を持ち帰ってほしい。

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