緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

岐路

2008-04-06 13:55:10 | 

 今は岐路に立っているかもしれない、とそう思えて仕方ない今日この頃…。

 私ががん看護を専門としたのは、これまでの自分の苦い臨床経験がきっかけでした。私は、「がん看護の専門です」と資格をとったことできちんとアナウンスすることができるようになりました。
 勿論、ある程度の実績を積んだからこの資格をいただけたのだと思います。自分でいうのも何ですが、がんばったから資格がもらえたんだ~~、と思います。

 今、私は緩和ケア病棟を主として活動をしております。しかし、最近になって、このままでいいのだろうか?と再考せざるを得なくなりました。
 がん患者さんのケアは、がんの終末期に限ったことではありません。診断や治療を受けている時期から、がん患者さんにはケアが提供されなければなりません。
 今の私の活動範囲は、がん患者さんの経過の一部でしかない。そもそも、がん看護の専門ですと名乗るからには、がん患者さんの経過のすべての時期においてケアを提供できなければなりません。
 
 私はどうか?というと。
 緩和ケア病棟を主として活動しているために、診断や治療の時期のケアからは遠ざかってしまっているような気がします。
 
 このままでいいのかな?このまま、私が「がん看護を専門としてます」と名乗ることは許されるのだろうか?
 自問してます。

 活動の拠点を変えるべきかどうか、悩んでいます。
 


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