写真は、当PCUでこの正月に患者さんのために作られた、おせち料理です。1月1日の朝食でした。
串刺しのメニューは、お箸やスプーンが使えなくても、串刺しなら何とかご自分の手で食べることができる方にお出ししてます。
串刺しメニューは、おせち料理だけ、ということではありません。普段の食事も「串刺しで」と栄養課にオーダーしますと作ってもらえます。
豆の串刺しって、栄養士さんや調理師さんの大変さを伺えます。
が。
もっとすごいのは、ほうれん草のお浸しであろうが、サラダであろうが、何でも串刺しにできそうなものは串刺しにしてくださることです。
朝食として、スクランブルエッグの串刺しを見たときにゃー、作る方の「魂」を感じました。
普段は絶対に串に刺して食べないものが見られるので、お食事の介助をする私は、見ているだけでとても楽しいです。
何より、残された機能を最大限に発揮するために、患者さんがご自分で食事を口に運べるように配慮したこの食事形態が、なんだかとても好きです。
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