今年も残すところ、わずかになってまいりました。
毎年、年賀状の作成に追われるはずなのですが、私は、昨年から年賀状を出すのを止めちゃいました。
思えば、年賀状は、学生時代には手書きで…、しかも、折り紙を貼り付けたり、相当、手の込んだものを作ってました。で、文明の利器に助けてもらいながら…、プリントごっこを経て、パソコンを使って、という感じで年賀状を作ってきました。
もともと、いい加減な性格ですから、元旦に間に合うように年賀状を作ったことはほぼ、ありません。
出すっていっても、50通あるかないか、程度なのに…。
私が年賀状を止めちゃった理由は、年賀状自体が「形式」に思えて仕方ないからなんです。いえ、その形式にこそ、意味があると思われる方は、私のような考え方を受け容れられないと思いますが…。
面倒になっちゃった、というのも本音としての理由でもあります。
おかげさんで、この時期に慌てることもなく、「書かなきゃ」と焦ることもなく、気持ちとしては楽チンです。
読売新聞のネットリサーチでは、10代、20代の人は20%以上の人が年賀状を出さない派だそうです。
さて、私は年賀状を出さなくて、とてもすっきりとした気持ちで年末を過ごしているのですが、一生懸命に年賀状を作成してくださった方は、どんな気持ちでいらっしゃることでしょう。
可能な限り、メルアドがわかっている方にはカードを贈るようにはしています。
しかーし。
年賀状だけでつながっているような知人もいます。
その知人にも出すのをやめちゃったので、「ポンは音信不通」「あいつはなにをやっとんじゃ?」になっちゃってるんだろうな…。
恩師や先輩に対しては…。手を合わせて、天を仰ぎながら、「カードを贈りますから、許してくだせぇ、ごめんなさい」と密かに謝るしかありません。失礼なやっちゃ、と思われているかも。
それは困るけど…、ええい、もうええわい!(投げ槍)
あらかじめ、私は年賀状は出しませんからーなんて伝えるのも変かな、しかも、そんなに頻繁に会ったりしないしなー。ぶつぶつ。
同僚は…。あまり、年賀状がもらえるかどうかを気にしていないらしく、「カードでええんちゃう?」という反応です。
あっさりしてるわ。みんな、私が息切れするかのような生活をしてるってことをわかってくれているから…。
ああ、ありがたや。
…と、まあ、年賀状は出さない派の私ですが、できるだけ、失礼のないようにはしたいと思います。
私に年賀状を下さろうとしている方々、申し訳ありません。
今年も、出しません…。
それにしても、お年玉付き年賀はがき、まともに当たったことないわぁ。