Ｊ３・ガンバ大阪Ｕ－２３戦

新木場の駅に着いたら、本当に試合できるのか？　と思うくらいの風雨。でも試合開始直前になると雨のほうは収まってきたので、とりあえず夢の島の会場へ。



雨はほぼ止んだけど風がものすごい。観る側からすれば濡れずに済んで助かったけど、選手のほうは大変だろうな。



今回のＯＡ枠は圍、秀人、林の３人。渉がリーグ戦初スタメン。



ものすごい風のなか、前半は風上のガンバが仕掛ける。セットプレーから二川のシュートはクロスバー。



さらにガンバＦＷ呉屋大翔にシュートを打たれるも…。



圍がファインセーブ。



東京も左サイドで林が抜け出し中央へクロス。



林のクロスを中央で渉がキープし、右サイドの翼へ。その翼がシュート…。



翼のシュートはＧＫに防がれるも、そのこぼれを渉が押し込んで先制…かと思いましたが、これはオフサイド。



しかし続けざまにＣＫのチャンスを得る。この翔哉の蹴ったボールを…。



ゴール前の林がヘッドで合わせ今度こそ先制ゴール！



第２節以来のゴールで先制に成功。まさか夢の島で林のジンギスカンチャントが聞けるとは。



しかしその後は再びガンバペースに。風上をうまく使って嫌なとこに蹴ってくる。



そんななか、圍がナイスセーブを連発。



押し込まれる展開も守備陣が奮闘し、いいリズムで来てましたが、ガンバのクロスに…。



中央のＦＷ堂安律が巧くボレーで合わせて…。



同点ゴールを決められる。ＣＢに入った岡崎の寄せがちょっと甘かったね。



強風のなかでも、なかなか見応えのあった前半は１－１で終了。



ハーフタイム時にバック側へ移動。東京ガス時代もこちらのバック側でよく観てたなぁ。



そんな後半のあたまから渉に代えて拳人を投入。昨日のクラシコにも出て、２日連続の公式戦出場。



後半は逆に風上にたってチャンスが増えるかと思ったら、ガンバのほうが押し込む展開に。しかも自陣ゴール前で不用意なパスミスからガンバに決定機を作られるなど、守備陣は不安だらけ。



前半に比べてもチャンスの数が減ってたな。ＦＫで狙った翔哉のシュートが惜しかったくらいか。



この日も不慣れなＳＢの野澤。チャンスでクロスを上げてもほとんどいいボールを供給することが出来ず。



ガンバ側がけっこう入ってる感じはしましたが、こんなもんでした。



終盤も守りで精いっぱい。でも秀人や圍はさすがの意地は見せてたね。



なんとか最後まで踏ん張って１－１のドローで試合終了。これでＵ－２３チームは初の勝ち点１をゲット。



しかし試合は全体的にガンバが優勢に試合を運んでた印象。チャンスの数でも上回ってたし、決定機を外してくれて助かったという感じ。逆に東京はミスも多く普通に負けててもおかしくない試合でしたね。
特に後半はもう少しやってくれるかな、と思ったら前半に比べてまったくいいところなし。ＤＦ陣では致命的なパスミス、攻撃陣でもセットプレーなどで風上を巧く利用した攻めがほとんど見られなかった。この辺も前半のガンバは巧くＧＫとＤＦの間に嫌らしいボールを蹴ってきたりなど工夫が観られたのに、東京はそういう攻めがまったく見られず、後半はちょっと不満の残る内容でしたね。
まだまだ力的にこのカテゴリーでも通用しないことは明らか。でもこの日の勝ち点１が少しでも今後のためになれば幸いですかね。