昨日売りのエルゴラで、今のこの時期に持て余した時間を使って読んでみては、というサッカーの本をいくつか紹介していました。自分もスマホとか持つ前はけっこう読書していたほうでしたが、最近はさっぱり読まなくなって活字離れがどんどん進んでしまいましたね。そんな以前に読んだなかでの個人的なお勧め本を数冊…。
FC東京関連の書籍も朝◯氏や、J1に定着し始めて以降は東京系のライターさんなど何冊か出していますが、もっとも早くに関連本として書籍化されたのはこの「FC東京の挑戦」ではないですかね? 東京ガス時代からJ2、そしてJ1へ。FC東京の創成期のことを細かに取材し、レポートされた素晴らしい一冊。まぁこれ読んだら、後からノコノコと味スタに戻ってきたミドリが大嫌いになること間違いなしです。
もう1冊あげるとすれば「駆けぬけた奇跡」かな。のちにタイトルを「歓喜の歌は響くのか」という名に替えて文庫化もされました。こちらは旧ブログ時代の拙いブックレビューをしていた頃にも書きましたが、山口県の小さな町に出来たばかりのサッカーチームが、県3部リーグからあれよあれよという間に日本のトップリーグにまで駆け登り、果てには天皇杯の決勝まで勝ち進むというシンデレラストーリー…しかしその数年後にチームは消滅…といった感じの概要。作中に出てくる中心人物の1人が東京ガスサッカー部に所属していた、というのも興味をそそりましたし、その当時にこんなチームがあったんだ、と1つまた見識も深められた非常に面白い内容の本でしたね。
部屋の本棚にも、まだいろいろ読んでなくて溜まった本もあるから、今のこの時期に読んでみるかな。