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読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

高野和明・阪上仁志著「夢のカルテ」

2008-08-17 | た行
麻生刑事は銃撃事件での死亡事故で、夜毎の悪夢で不眠に苦しめられていた。
心理療法を受けようと、来生夢衣という不思議な雰囲気をたたえた
女性カウンセラーと出会う。
やがて麻生は、夢衣には他人の夢の中に入ることができるという特殊な力が
あることを知る。
刑事と彼女が遭遇する事件を夢を通じて解決する、優しい奇蹟の物語。
夢の力を信じた二人の愛の感動のファンタジックな恋愛物で且、ミステリー小説でもある。
二人の出会いから徐々に関係が深められる過程を恋愛小説のようなタッチで
書きながら夢が持つ過去の忘れた幼児体験や無意識のメッセージを、
夢と現実を行き来できる主人公の来生夢衣が恋人の麻生刑事と一緒に
事件を解決するという4つの事件の短編物連作の形にまとめられている。
2005年角川書店刊  

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