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読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

福田和代著「スパイコードW」

2022-07-20 | は行
コロナ禍で欧米の影響力が低下した近未来の東アジアの世界。習近平の後、強力な新指導者「薫 日告 然」が中国の権力を掌握し、遂に長年計画していた台湾への武力侵攻に乗り出そうとする。アジア発の世界大戦を防ぐため、旧日本軍最後の特務機関“Ω(オメガ)”が作戦を開始。各地に潜入していた“Ω”のエージェントたちが台湾侵攻阻止のミッションに挑む。彼らの武器は知恵とトリック。世界の平和を賭けて、覇権国家中国をダマしきれるのか、彼らは台湾、そして世界の危機を救うことが可能かと物語が展開される。新聞記者の牛玉渉は、元中国人の母から決して中国には行かないように言い聞かされていたが策略によって鈴木の偽名で中国に入国することに・・・。スパイたちの一度限りの宴が始まった。仕掛けられた切り札「W」とは・・・。近未来とは言え荒唐無稽な設定と展開についていけなかった。
2022年5月KADOKAWA刊

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