前作「渇いた夏」の福島の私立探偵・神山健介が活躍するシリーズ。
“二年前に殺された双子の姉洋子の遺体を捜してほしい”探偵・神山健介は東京から来た
雑誌モデル・ケイ中嶋から依頼を受けた。
ストーカーが自分と瓜二つの双子の姉を殺害。身元不明の犯人は自ら命を絶ち、
未だ姉の遺体も発見されていない。手がかりは、男が死の直前白河を訪ねていたこと。
そして、姉が土の中から呼ぶ声が聞こえる、という依頼人の話だけだった。
雲をつかむような依頼を受けて、神山は調査を開始するのだが・・・。
やがて、その男の過去が明らかになるとき、戦前から続く名家の秘密が明らかになる。
展開も早いし、今回もある依頼人との情事、カーチェィス場面、殺人事件もあり面白いのだが
後半何時もながら謎解き以降失速するのミステリー原因の納得性・リアル感の欠如だろうか。
2010年4月祥伝社 刊
“二年前に殺された双子の姉洋子の遺体を捜してほしい”探偵・神山健介は東京から来た
雑誌モデル・ケイ中嶋から依頼を受けた。
ストーカーが自分と瓜二つの双子の姉を殺害。身元不明の犯人は自ら命を絶ち、
未だ姉の遺体も発見されていない。手がかりは、男が死の直前白河を訪ねていたこと。
そして、姉が土の中から呼ぶ声が聞こえる、という依頼人の話だけだった。
雲をつかむような依頼を受けて、神山は調査を開始するのだが・・・。
やがて、その男の過去が明らかになるとき、戦前から続く名家の秘密が明らかになる。
展開も早いし、今回もある依頼人との情事、カーチェィス場面、殺人事件もあり面白いのだが
後半何時もながら謎解き以降失速するのミステリー原因の納得性・リアル感の欠如だろうか。
2010年4月祥伝社 刊