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読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

柴田哲孝 著 「早春の化石」

2010-06-16 | さ行
前作「渇いた夏」の福島の私立探偵・神山健介が活躍するシリーズ。
“二年前に殺された双子の姉洋子の遺体を捜してほしい”探偵・神山健介は東京から来た
雑誌モデル・ケイ中嶋から依頼を受けた。
ストーカーが自分と瓜二つの双子の姉を殺害。身元不明の犯人は自ら命を絶ち、
未だ姉の遺体も発見されていない。手がかりは、男が死の直前白河を訪ねていたこと。
そして、姉が土の中から呼ぶ声が聞こえる、という依頼人の話だけだった。
雲をつかむような依頼を受けて、神山は調査を開始するのだが・・・。
やがて、その男の過去が明らかになるとき、戦前から続く名家の秘密が明らかになる。
展開も早いし、今回もある依頼人との情事、カーチェィス場面、殺人事件もあり面白いのだが
後半何時もながら謎解き以降失速するのミステリー原因の納得性・リアル感の欠如だろうか。

2010年4月祥伝社 刊
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朱川 湊人著『あした咲く蕾』

2010-06-15 | さ行
僕の家に、母の妹がやって来た。美人だが、タバコは吸う、関西弁で毒舌をまくし立てる、
お世辞にも性格がいいとは言えない僕のおばさん。でも彼女は、正真正銘の天使だった。
なぜなら、自分の命を分け与えることができたから・・・表題作「 あした咲く蕾」他
6編のファンタジックで心あたたまる短編集。
著者曰く『「世界一うつくしい本」を作りたかったんです。世の中で美しいことって何だろうと考えて、それは「赦(ゆる)されること」と「受け入れられること」じゃないかと。罪や過去の過ちを赦されたり、何かのグループに受け入れられることが、人間にとってとても嬉しいことで、きっと美しいことなんじゃないかと思ったんです。』
――「雨つぶ通信」「カンカン軒怪異譚」「空のひと」「虹とのら犬」「湯呑の月」「花、散ったあと」
7話とも東京を舞台にしたあまり突飛な話しではないチョット不思議な心温まるお話しばかりです。
昭和40年代のキーワード一杯使われています。
2009年8月 文藝春秋刊
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笹本稜平著「不正侵入」

2010-05-27 | さ行
2004年から2年間「影のない訪問者」として新聞に連載された警察小説を改題。
警視庁組織犯罪対策部第四課の刑事・秋川恭介は、旧友有森の不審死をきっかけに検察や政治家の影、権力の闇と対決することに。
事件をきっかけに姿を消した有森の妻亜沙子と、秋川の前に現れ不可解な行動で捜査を混乱させる謎の青年啓太。
暴力団木島組のネットカジノなど様々な事件が次から次に起きそれぞれが交錯しながら展開する。
4年前に起きた14歳の少年による祖母殺人事件がきっかけで検察官から企業恐喝のためサーバへの不正侵入を強要されるという背景や、その殺人事件が冤罪で真犯人が別にいるという事実を絡めて、警察内部の事件を揉み消そうとする上層部が秋本の捜査を妨害するなどリアル感があり読み応えがあった。
しかし余りにも敵が強大で半端な結末が残念だが現実感がある。
哀切なラストも胸を打つが最後まで面白く読めた。
ハイテク組織犯罪特別捜査室の清崎真美のキャラが面白かった。
2006年11月光文社刊
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曽根圭介著「図地反転」

2010-05-12 | さ行
主人公は犯罪被害者の遺族としての過去を持ちながらもある地方都市で起きた幼女殺害事件の
捜査に携わりながらその捜査の進展に違和感を抱く若手刑事、一杉研志の行動を軸に展開される。
「だれが見ても、あいつが犯人だ。」総力を挙げた地取り捜査で集められた膨大な情報。
そのなかから、浮かび上がった1人の男。目撃証言、前歴、異様な言動。
すべての要素が、あいつをクロだと示しているのだが、捜査員たちは「最後の決め手」を欲していた。・・・
足利事件で関心が高まる「冤罪(えんざい)」をテーマに、人が人を裁く難しさを問いかける長編ミステリー。
『無実の人を犯人にするだけでなく真犯人を逃してしまう。冤罪にはそんな二重の怖さがある。
少しの間違いで、悪意のない人間が事件に巻き込まれる様子を描きたかった』(著者談)
表題の「「図地反転」とは表紙に写真のように壷と2人の顔に見える. ルビン「ルビンの壷(ルビンの杯)」(1915年)
デンマークの心理学者ルビンが1915年に発表し、「図地反転図形」の
存在を初めて紹介した。
「図」とは、形として認識される部分、「地」とは、そのとき背景となる部分を指す。
壺が図として認識されるときは、
その他の部分は地であり、2人の顔が図として認識されるときは、その他の部分は地である。
壺と2人の顔が同時に見えることはない。(騙し絵)
目撃証言の信憑性の部分でルビンの杯の説明シーンはまるでドキュメンタリータッチの様相、
大家と娘のエピソードも効果的でいい。
ラストの終り方も不満な人もあると思うが私は余韻を残していいと思う。
何故か昔何処かで聞いた『心ここにあらずんば,見えども見えず,聞けども聞こえず、喰えどもその味を知らず』を思い出した。
2009年9月講談社刊  
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笹本稜平著『時の渚』

2010-05-10 | さ行
第18回サントリーミステリー大賞&読者賞ダブル受賞作。
元刑事で今は私立探偵の茜沢は末期癌に冒された老人から、昔生き別れになった息子を探し出すよう依頼される。
茜沢は息子の消息を調査する中で、自分の家族を奪った轢き逃げ事件との関連を疑いだす。
人捜しと犯人捜し、お決まりの結末かと読み進める内見事にひっくり返る展開。
やがて明らかになる「血」の因縁と親子の絆、愛をめぐる悲劇。
主人公の茜沢にふりかかる無情ともいえる悲劇と因縁に呆然としながらも、
彼を救う真の絆の強さや温かさ新たなる出発を予感させるラストに感動したミステリーでした。

2001年5月 文藝春秋刊 文春文庫
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笹本稜平著『越境捜査』

2010-04-29 | さ行
警視庁と神奈川県警の確執をバックに、警視庁捜査一課の窓際刑事刑事・鷺沼が14年前に起こった巨額詐欺事件の被疑者の死の謎を追及していくというサスペンス。
14年前、12億円をだまし取った男・森脇が横浜本牧埠頭で水死体で発見されたというのが事件で、他殺犯人のめどがつかぬまま捜査は打ち切られ、森脇が持ち逃げした12億円も未だ見つかってはいなかったのだが・・・。
時効まで残り1年となった最近、手配番号の旧札が県警で発見され、どうやらその金の一部が警察の裏金としてそっくり県警の裏金庫の中にあるらしい。
ヤクザに借金がある不良刑事の宮野、横浜の暴力団幹部の福富など個性的な登場人物が消えた12億円を我が物にすべく、鷺沼と手を組むかけひきが非常におもしろい。
公務員、警察の裏金問題の話題が未だに後を絶たないだけに話だけにリアルさが増す。
後半最後の黒幕が直接手を下す場面と、ラッキーな偶然が多いのが気になるところだが、誰が敵か味方か解らない点、話しの早い展開と次々に明らかになるめまぐるしい事実に最後までワクワクさせられて一気に読めました。
つぎは鷺沼、宮野コンビが再タッグを組む続編の「越境捜査2 挑発」2010年2月刊を読みたい。
『人生を棒に振ってでも闘いとる価値のあるものってなんなんだ。「正義です」』(373P)
2007年8月双葉社刊
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笹本 稜平著「未踏峰」

2010-04-18 | さ行
元派遣労働者の裕也、アスペルガー症候群を病むサヤカ、知的障害者の慎治、ハンデを背負った3人の若者と、未来を手放した伝説の登山家パウロ。
運命の出会いが、ヒマラヤの未踏峰“祈りの峰”への登山計画だった。
空気の薄い高山病や遭難の危険と隣り合わせの心配な山岳シーンでの3人の息使いはまるで自分がその場に行って
一緒に登山しているような臨場感を味わうことが出来る風景と状況描写です。
詳しい地図もなく情報も乏しい中、日本での数度の登山経験しかないにもかかわらず、彼らがヒマラヤを目指すのは無謀にも感じたが、
「ここで逃げたら、死ぬまで人生から逃げ続けることになる」(338P)と挑戦し続ける彼らの山行は山岳小説のようで、
これは三人がいかにしてヒマラヤ未踏峰へ登る夢を持つに至ったかの人間ドラマをなのです。
『人は与え合うものだ。・・・しかし、君達が私にとって希望の種子であることに間違いない。そして私自身もまた、君達にとってそんな存在であればと願っている。』(118P)
『全てに満ち足りた人生などありえない。もしあるとしたら、それは死んでいるのと同じではないか。自分に欠けたものを埋めようとして、夢や希望に向って生きることからしか人生の喜びは生まれない。』(239P)
『都会ではたった一人でも生きていける。食べ物も飲み物もお金を払えばいつでも買える。しかしヒマラヤでは、お互いの生命を支えあう情熱や善意がなければ決して生きていけない。』(275P)
『人生というものがそもそも賭けなのだ。100パーセント成功が保証されている未来なら、そこには達成の喜びもないはずだ。』(294P)
『幸福は決して金では買えない。人間がいずれは死んでいく宿命にある限り、地位も名誉も紙屑にすぎない。』(297P)
『そもそも登山は、死がルールとして組み込まれている唯一のスポーツだ。』(327P)
『幸福は他人から与えられるものじゃない。誰からも盗みとれるものでもない。自分の心のなかにもともと火種があるんだよ。幸福になれるかなれないかは、それを自分で燃え立たせられるかどうかで決まるんだ。』(304P)
人間の希望を描いた感動のドラマ山岳小説でした。
読んでいてまた山に行きたくなりました。

2009年11月祥伝社刊
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朱川湊人著「銀河に口笛」

2010-04-02 | さ行
40歳半ばになった望月直人の回想の形で物語が語られる。
モッチと呼ばれていた小学校の3年生のあの頃、ミハル、ニシ、ムー坊、エムイチ僕らは親愛なる秘密結社「ウルトラマリン隊」を結成して、
みんなが持ち込んでくる不思議な事件の謎に挑んでいた。
そんな二学期の始業式の日、不思議な力を持った少年林田君(リンダ)が転校してきた・・・
UFOのような光が落ちた場所にいた少年リンダ、銀河の彼方から来た宇宙人のように語られているがタイムマシーンで未来から来た少年と解釈してもよさそうな物語だった。
「太陽の歩みが今よりも遅くて、1日が十分に長かったあの頃。
僕らはかけがえのない友だちと、いつも一緒だった」・・・17歳で事故でなくなったムー坊、性転換したミハル、県会議員になったエムイチ、
今も本屋のままあの町に住んでいるニシ、転勤族で商社マンの僕、ちょっぴりほろ苦い思い出、ノスタルジックな雰囲気の少年だったころの成長物語。
2010年3月 朝日新聞出版刊
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桜庭一樹著「製鉄天使」 

2010-03-29 | さ行
1980年代鳥取県赤珠村、山を分け入った先の寂しい土地。
その地に根を下ろす製鉄会社の長女として丙午に生まれた赤緑豆小豆は、
世間からはバカお嬢と呼ばれたが鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持つ女の子だった。荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがて暴走レディース族
「製鉄天使(あいあんエンジェル)」の初代総長として、中国地方全土の制圧に乗り出す物語。
「あたしら爆走女愚連隊は、走ることでしか命の花、燃やせねぇ!」
中国地方にその名を轟かせた伝説の少女の、灼熱の魂が駆け抜けた6年間の呆然の一代記。暴走族の世界のお話しです。
「暴走して走ることも悪いのだけど、売春、シンナー、弱いものいじめは厳禁。
やっていいのは走ることと、喧嘩」。
・・・鉄が、バイクが勝手に動いたりの漫画コミックの世界、原稿代稼ぎの為?、
賛否両論に別れるところ、私自身は何の目的のために書かれたのか理解不能。
2009年10月東京創元社刊
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小路 幸也 著「DOWN TOWN」

2010-03-24 | さ行
舞台は1977年北海道の旭川市。
主人公は、軽音楽部でピアノをやっている高校生の森省吾。中学の2年先輩のユーミさんに誘われて狭くて小さな喫茶「ぶろっく」に通うようになった。
そこは何故だか年上の女性ばかりが集う場所で卒業までの2年間そこで知り合った人々との交流で、「大人になるってこと」を学んだ。
高校生の僕と喫茶店で繰り広げられた、70年代「未来」という言葉が素直に信じられたあの頃の物語。
旭川市生まれの著者が仲間・家族といった人との繋がりの中から心の傷を癒したり、希望を見出そうとする人々を包み込むような優しい感性で描きった青春小説です 。
温かくて懐かしい喫茶店と青春の思い出。登場人物は皆な善人です。
青春の思い出はよい思い出だけが残るのでしょう。
2010年2月 河出書房新社刊
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「さくらめーる」

2010-01-19 | さ行
さくらももこ著
☆ ☆☆☆
2002.7-2003.9までIモードサイト@さくらももこ
に掲載された読者からの恋愛や,ももこさんの作品について、人生について等
質問と返答をまとめた本です。
日常の出来事や悩みや疑問について、ももこさんの意見を聞いてみたい!
健康・恋愛・子育てに著者が直接、初めて答えた交換メール集。
ももこさんのイラスト入りの可愛い本になっています。
2003年集英社刊
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さくらももこ 著「ももこのの21世紀日記」

2010-01-14 | さ行
21世紀のはじまりから出版されているシリーズ物
もともと iーモードサイト@さくらももこ に掲載された
「ももこの近況」が書かれている絵日記です。
小学校に入学した息子との日常や父「ひろし」とのからみ
などちびまる子的世界が綴られています。
「世界や政治が激動しているなかで人間の幸せの根本
は日常生活のなかにある」と語るシンプルな幸せ日記です。
一年という時の流れのなかには、地味ながらいろんな変化があるもの。
日々のささやかな暮らしのなかにこそ、面白味があるようです。
文章が短いのであっという間に読めます。

 幻冬舎刊
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「ももこのおもしろ宝石手帖」

2010-01-12 | さ行
エッセイ さくら ももこ著 2003年 幻冬社 刊

ブラジルのパライバ州で採れる宝石「パライバトルマリン」に
魅せられた「ももこ」
宝石の事、原産地のMAPや種類別に宝石の話満載。
ももこ先生のイラストと共に幻冬社の山口ミツコさんとの
対話形式で話がはずむ。
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柴田哲孝 著「悪魔は天使の胸の中に」

2009-12-15 | さ行
「長い髪の女を殺せ。」新宿、仙台、福岡、米沢と各地で同時連続多発する通り魔殺人が起きていた。
主人公のエミコはある事件をきっかけにFBI捜査官としての輝かしいキャリア、
そしてハーフの美しい顔と体を失い、今はフリーの犯罪プロファイラーとしてTVやマスコミで活躍していた。
「突然バットが欲しくなった。殺れ、殺せ、叩き割れ…頭の中でそんな声が聞こえていた」という捕まえた容疑者の供述に、
虚言でない真剣さを感じた西新宿署の刑事・城島秀明は、エミコに助力を求める。
元FBI心理捜査官エミコ・クルーニルが事件のプロファイリングに挑み連続死傷事件の意外な共通点を突く。
連鎖する殺意の背後に潜むものは何かミステリーに展開される。
やがて真犯人から、エミコたちへと送りつけられる挑戦状と数々の要求にたいして・・・。
ちょっとエロチックな場面もあったりして登場人物のキャラも面白い。
トリックは途中から大体想像がついてしまった。
ネットを使った催眠術か何か?
果たして犯人はいかなるトリックを使って第三者に事件を起こさせたのかの謎に
完全意に科学的には答えられていない点が不満だが楽しめた。
最後のエミコの仕掛けには驚いたが・・・。

2008年04月徳間書店刊
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雫井脩介著『殺気!』 

2009-12-07 | さ行
殺気とは「真摯な敵意が憎しみの塊となって、悟られまいとしつつ相手に悟られてしまう。」とのようです。
急に周りの温度が変わり何かが・・・女子大生・佐々木ましろには特異な能力がある。
防御本能が極端に強く周囲の「殺気」を敏感に感じ取ってしまうのだ。
12歳のとき拉致・監禁された経験からくるらしい。
無事に保護されたが、犯人は不明のままだ。
現在は当時の記憶はない・・・というのも、ひどいPTSDを抱えたため、催眠療法を受けてその出来事を頭に封じ込めてしまったからだった。
ましろの不思議な力に興味を持ったタウン誌記者の次美は、彼女の過去を調べ始める。
やがて、拉致・監禁の真相が明らかになるとき新たな誘拐事件が起きる。
青春サスペンス物にしては展開が遅く盛り上がりに欠けるバタバタしてるうちになんだか終りってな感じで
結末も真相も途中で解ってしまう展開で少々過去の著者の小説から比べると物足りない感じ。
殺気を感じる特異な能力の原因もハッキリしないままで消化不良気味終り方でした。
2009年9月徳間書店刊

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