読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

桜庭一樹著「製鉄天使」 

2010-03-29 | さ行
1980年代鳥取県赤珠村、山を分け入った先の寂しい土地。
その地に根を下ろす製鉄会社の長女として丙午に生まれた赤緑豆小豆は、
世間からはバカお嬢と呼ばれたが鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持つ女の子だった。荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがて暴走レディース族
「製鉄天使(あいあんエンジェル)」の初代総長として、中国地方全土の制圧に乗り出す物語。
「あたしら爆走女愚連隊は、走ることでしか命の花、燃やせねぇ!」
中国地方にその名を轟かせた伝説の少女の、灼熱の魂が駆け抜けた6年間の呆然の一代記。暴走族の世界のお話しです。
「暴走して走ることも悪いのだけど、売春、シンナー、弱いものいじめは厳禁。
やっていいのは走ることと、喧嘩」。
・・・鉄が、バイクが勝手に動いたりの漫画コミックの世界、原稿代稼ぎの為?、
賛否両論に別れるところ、私自身は何の目的のために書かれたのか理解不能。
2009年10月東京創元社刊

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