11月14日に紹介した中ノ御門の左袖の石垣が完成した。工事用足場は残ったままだが、最上段まで積み上がっている。これからの鳥取城の復元工事の様子は、きつねの慶蔵坊が紹介していくのでよろしくね!?
石材の表面にシールが貼り付けられているが、白色は工事前から石垣のその場所にあったもの。青色は元の石材が無くなっていたり、欠けていたりしたため新たな石材を用いた。
ところで慶蔵坊とは鳥取城の主と伝わるきつね。慶蔵坊は殿様の用事を果たすために飛脚として江戸まで使いに行った話(三日三晩で江戸と鳥取を往復した)や、殿様の可愛がっていた鳥を食べてしまった部下の狐を処罰し、殿様にお詫びを言った話が伝わる。