お久しぶりです、慶蔵坊です。
鳥取城中ノ御門の復元工事が、いよいよ4月から再開です。
渡櫓門の復元です。
後ろに見えるのは、櫓の模型です。
復元する木造2階建ての渡櫓門の櫓は、建物の平面が直角ではないそうです。
なので、木材の組み合わせや瓦の重なりなどを検討するため、実寸大の模型を作って細部の確認、問題点を探す作業をしているとのことです。
土壁の内部は、竹組です。
縄は壁の補強でしょうか。
軒の丸瓦の模様を見てください。
表門の場合は、徳川家の家紋「葵」でしたが、こちらは藩主池田家の家紋「揚羽蝶」です。
外様大名では唯一使用を許された「葵」の紋ですが、使用場所が限定されていたのでしょうか。
看板には渡櫓門の写真があります。
奥に見える石垣上に櫓を渡し、その下に門が作られます。
2年後の令和7年3月の完成を目指すそうです。
ぜひ、お越しください。