本丸中の段の北西隅に現存する月見櫓は、2層2階の隅櫓で、鉄砲狭間や黒い鉄板張りの石落しを設け、厳しい姿を見せる。月見櫓下の石垣は打込み接ぎ、扇の勾配が美しい。
一方、城内側は3階で、地階は武器貯蔵庫になっている。最上階に回廊があり、名の通り月見に用いられた。
四の平櫓は、三の丸から二の丸に至る途中にあり、四の平櫓跡の前には通路を遮断する棟門形式の黒門があった。四の平櫓跡の右、一段高い石垣は御膳棚跡で、さらにその上が二の丸だ。手前は厩曲輪で、厩舎が建ち並んでいた。
裏鉄門は、裏中門をくぐり段差の大きな石段を登り、手前の腰巻櫓跡の高石垣と奥の本丸石垣に挟まれたところにあった。腰巻櫓跡の石垣は継ぎ足しを行った跡が見えるが、これは裏鉄門の幅を狭めたものと思われる。本丸へは、さらに埋門を通らねばならない。
節電対策の夏休みを利用し、郵便受けを製作しました。幅30cm、奥行き38cmで、町内会回覧のA4版もすっぽり入ります。なかなかの出来栄えと思いますが、いかがでしょうか。
国道53号線沿い鳥取営林局前の積み石の石材の中に、ひとつだけ中央が丸く10cm位飛び出したものがあります。周りの石材は平らに加工してありますが、なぜこんな加工したのかよく分かりません。