鳥取城 城館調査検討会

１１月２８日鳥取市で中国・四国地区城館調査検討会が開催され一般市民も参加できると言うので、講演会、事例発表、パネルディスカッションに出かけました。最近の発掘調査で、石垣の内側に隠れてしまった埋没石垣が発見されているとのことです。鳥取城天球丸下層櫓台も、天球丸の高石垣の解体修復に伴い発見された櫓台で復元されています。

また、石垣塁線にも改修の痕跡を見ることができるようです。姫路城三国堀に面する石垣にも、石垣を改修した跡が確認できます。

高知城 詰門

詰門は、本丸と二の丸を隔てる空堀を分断するよう築かれた二重二階の櫓です。詰門一階の門をくぐっても本丸に近づくことはできず、ただ空堀を通り抜けるだけです。また、詰門二階は二の丸から本丸に渡る廊下であり、登城の控えの間となっています。写真リンクは、二の丸から見た詰門と、その奥には廊下橋門櫓の屋根が見えています。

今治城 御金櫓

御金櫓は二の丸北東隅に築かれた二重二階の隅櫓で、昭和６０年再建されました。御金櫓の後方には、昭和５５年に再建された五重六階の天守が見えています。

丸亀城 姫櫓跡

三の丸戌亥櫓跡からは天守とともに、本丸姫櫓跡の高石垣を望むことができ、大変美しい眺めです。三重三階、入母屋造り、本瓦葺きの天守は、最も小さい現存天守だが、２層に唐破風、３層に千鳥破風を付け、搦手の石垣上には石落しを設けています。

高松城 水手御門

高松城には月見櫓、艮櫓の他にも月見櫓付櫓の続櫓、水手御門、渡櫓が現存します。水手御門は二つの櫓にはさまれた薬医門形式の小さな門ですが、瀬戸内海に開かれた門で、参勤交代の時は門前の石段から乗船できたようです。写真では土砂が堆積していますが、ずっと以前は海だったのです。写真リンクは城内側から見た続櫓、水手御門、渡櫓です。

徳島城 数寄屋橋

鷲の門から堀川沿いに北に進むと、表御殿の隅櫓跡近くに数寄屋橋が架けられています。

岩国城 天守台

復興天守は麓から眺められるよう、本来の天守台より約５０ｍ南に移し築かれました。元の天守台は破壊された上部を修元され、往時の姿を残しています。

広島城 クレドビル

大手郭跡にあるクレドビルの屋上庭園から、広島城を見下ろすことができます。内堀の手前には図書館、美術館があり、中央右側に二の丸表御門、平櫓、多聞櫓が見えます。中央の広島護国神社の先に天守を望むことができます。

福山城 鐘櫓

本丸の西側、伏見櫓の近くには、時を告げた鐘と太鼓とを置いた鐘櫓が残っています。写真リンクは、本丸から見た鐘櫓の南面です。

金沢城

１１月９日から１１日まで、出張で金沢に来ています。９日は少し時間が空いたので、早速金沢城に出かけました。石川門は生憎何かの工事をしていましたが、夜景を撮影しました。明日も時間が取れそうなので、行ってきます。

津山城 十月桜

三の丸の表中門跡脇に、十月桜が一株花をつけていました。写りがよくありませんが、写真リンクはさらに接近した桜です。(2009/10/11)

備中松山城 二重櫓

天守の北の岩盤上に築いた石垣上には、明治時代に解体修理を行った二重櫓が現存します。

岡山城 岡山県庁

二の丸にある岡山県庁から望む天守はどっしりと建ち、手前に渡櫓門の不明門が本丸本段を守っています。不明門の左は本丸中の段、不明門の手前は下の段で内堀に囲まれています。天守後方の山並みが美しい。

松江城 付櫓

天守の南に付櫓を設け、ここから天守へ入ります。入り口は櫓台石垣に囲まれ、非常に狭く鉄板を張った門に守られています。

米子城 大天守台

米子城には大小二つの天守が築かれ、幕末まで残っていましたが、今は石垣のみ見ることができます。大天守石垣は高石垣を築かず低い石垣を重ねた上に築かれています。