マックパパのお城めぐり

日本全国のお城をめぐり、撮影した写真を紹介していきます。

岡山城 西の丸西手櫓

2009年09月29日 | 日本の城

岡山城西の丸西手櫓は、天守のある本丸から約400mも離れた市街地に現存します。櫓の後方にはホテルなどのビルが建ち並んでいますが、内堀を埋め立てた跡です。
この近くには、昭和20年の戦災まで現存し、国宝だった石山門の桝形石垣も残っています。(写真リンク)

米子城 小天守台

2009年09月27日 | 日本の城

米子城の山上の本丸には、大小二つの天守が築かれていました。建物は明治時代に破却されましたが、本丸の石垣はよく残り、特に小天守台の高石垣は、打込接の整った形を見せてくれます。
写真リンクは、天守台から見た小天守台の石垣です。後方に見える山は、伯耆富士とも呼ばれる大山です。

鳥取城 太鼓御門跡

2009年09月26日 | 日本の城

鳥取城太鼓御門は、中の御門をくぐり馬場を抜け、三の丸、二の丸へと続く門です。手前の石垣は、鳥取城で唯一の切込接で、門前の直進を防ぐとともに城の表玄関を飾っています。その奥は、太鼓御門脇を固める太鼓御門櫓跡の石垣です。さらにその奥には、二の丸走櫓跡の石垣、菱櫓跡の石垣が復元されています。

姫路城 十景②

2009年09月23日 | 日本の城

姫路城の北、内堀と中堀との間にあるシロトピア公園から天守を望むと、一番手前にホの門側(写真右)からへの門側まで続く渡櫓があり、さらにその上に乾小天守(写真右)、東小天守、両小天守をつなぐ渡櫓があり、いよいよその奥が天守です。天守だけが孤立するのでなく、多くの櫓を従えた姿がとても美しいと思います。

明石城 坤櫓

2009年09月22日 | 日本の城

明石城の坤櫓は、本丸南西隅に建てられていた隅櫓のうち、最も大きな三重三階櫓で天守を兼ねていました。坤櫓の後方には、天守台の石垣が見えるが、ここに天守が建つことはありませんでした。

坤櫓は、一層に千鳥破風、二層に唐破風を持ち、特に、東面二層には唐破風と千鳥破風の重なりるものは珍しいと思います。



彦根城 天守

2009年09月11日 | 日本の城

本丸の北西隅に位置する天守台は、大小の石を用いた牛蒡積みの石垣(11m×19m)で、天守は三重層三階の望楼型で、一層に千鳥破風と切妻破風、二層に軒唐破風と入母屋破風、三層に入母屋の屋根に唐破風を付けています。白漆喰の総塗籠めの壁に、黒い下見板張りと瓦葺き、軒唐破風には金の飾り金具が輝き、バランスがよく美しい天守です。
天守へは北隅に続櫓を付け、内部の木造階段から登ります。続櫓には、さらに多門櫓を続いています。






江戸城 清水門

2009年09月09日 | 日本の城

前回紹介した平川門から約600m内堀通を九段方面に進むと、現存する清水門が見えてきます。清水門は、北の丸にあった御三卿清水家に至る門で、四辺のうち一辺が内堀に面する一部変形の桝形を成しています。

高麗門に続く櫓門をくぐると、雁木坂(石段)があり北の丸へと登っていきます。