旧国道沿いの民家の庭先に小さなベンチが置いてあり、「休んでいってください」のようなことが、ペンキで書かれています。今までのところ使わせてもらっていませんが、今年の夏、暑くなるようであれば、お世話になるかも?
堀跡の法川に架かる昇龍橋から、さらに南へ下ると天守南面を仰ぎ見ることができる。二重三階の大きな屋根の上に一重の櫓をのせた望楼型の天守で、二層目には切妻破風を付けている。狭い本丸からはなかなかお目にかかれない破風だ。
内堀に沿って二の丸を西へ進むと高い石垣に行く手を阻まれ、本丸を背にするように右に向かうと北中仕切門がある。石垣の上に片流れの屋根を載せ、門の外側には小さな庇(ひさし)を付けている。本丸を挟んだ南側にもまったく同じ造りの南中仕切門がある。
(北中仕切門の内側)
2010年のゴールデンウェークに出かけた時、二の丸庭園の辺で牡丹が大輪の花を咲かせていた。二の丸広場越しに、天守の最上部が見える。
二の丸には名古屋城が築かれる前、那古野城があったと言われ、古碑が立っている。
城山麓の岩国美術館はロープウェーの中から見ると、一重三階入母屋造りに千鳥破風を載せ、入り口にも入母屋破風を付けています。二階、三階には回廊を廻らせる念の入れようです。
錦帯橋を渡ったところにある御料理・仕出しの瀧川さんです。三重三階、屋根の反り返りが見事です。
ロープウェー山頂駅です。二重二階、格子も白く塗っています。
ゴールデンウィーク第二弾4月30日は、鳥取市から約2時間の出石に出かけました。今年の出石は、NHKの大河ドラマ「八重の桜」の主人公新島八重の最初の夫川崎尚之助の生誕地として大変賑わっていました。昼食は、桂小五郎潜居地跡の隣りの蕎麦屋さんで皿そばをいただきました。
こちらは明治34年に開館した近畿地方最古の芝居小屋『出石永楽館』で、時には歌舞伎も上演されるそうです。当然ですが、出石城跡にも足を運び、最上段の稲荷曲輪から町歩きの足跡を確認しました。
今年のゴールデンウィークは、鳥取近郊の小さな町を訪ね歩きました。4月29日には、因幡街道の大原宿に出かけました。鳥取32万石の歴代藩主が宿泊した本陣とその家臣が宿泊した脇本陣がともにその姿を留めています。大原宿の町並みには、海鼠壁や虫籠窓を設けた古民家が残り、食事をいただける難波家にも立ち寄りました。