備中松山城 天守 2010年02月11日 | 日本の城 現存する12天守のうち唯一山城の天守で、最も高所にある城だ。本丸奥の岩盤上に建てられた二重二階の小さな天守ながら、西側には天守出入口の櫓を設け三層にも見える。正面一層には大きな唐破風や出格子窓を付け天守の風格を見せる。 東御門脇の石段を登り東に回ると、天守東面の入母屋破風に出くわす。右奥に見えるのは、天守とともに現存する二重櫓だ。 さらに北側に回り込むと、天守北面の一層二層の破風の連なりが美しい。また、天守台石垣の一部を一段高くして城主の居所装束の間とした。