高松城 月見櫓 2009年10月08日 | 日本の城 高松港から見た月見櫓は三の丸に現存し、総塗籠造りの三層三階・入母屋造・本瓦葺で、初層の東西に千鳥破風、南北に唐破風、二層の東西に唐破風を付け、各層の白壁には上下二本の黒塗長押を巡らしています。現在は道路や公園になっているが、本来であれば海上から月見櫓を見ていることになります。 瀬戸内海に張り出した月見櫓は、行き交う船を監視したことから着見櫓とも言われ、続櫓・水手御門・渡櫓が連なり、続櫓と渡櫓の間に位置する水手御門は、薬医門様式の海に開いた大手門です。