「路上生活者を励まし、人々の偏見を無くしたい」＠ビッグイシュー vol.375

・「オフグリッドな暮らし」＠ビッグイシュー



【内容抜粋メモ】

50歳のスーは筆舌に尽くし難い経験をしてきたが
今ではタラーミンのコミュニティで尊敬の念を集めている

「タラーミン」
ファースト・ネーションと呼ばれるカナダ先住民族の一つ
カナダ建国以前から地域には今も約1100人が住む

1876年のインディアン法で同化を強いられたが
2016年に自治政府を確立した


スーの父はアメリカ出身
母はカナダのコロンビア州パウエルリバー市(タラーミンの先住地がある)出身

スーはアメリカ、シアトルで生まれた

今はダウンタウンイーストサイドに住む
バンクーバーで貧困層や路上生活者が住むエリアとして知られている

スーは12人兄弟の末っ子
姉２人は薬物の過剰摂取、
3番目の姉は殺人事件に巻き込まれ、
3人の兄はアルコール依存症、交通事故、結核で命を落とした

父もアルコール依存症、母は交通事故で亡くし
7年前にはパートナーが自ら命を絶ち
スー自身もかんの宣告を受けた

スー：
色々なことがあったけれども、
私はまだここにいる

良き友人とポジティブな人達に囲まれることが
苦境を乗り越えるカギだと思います


2017年　バンクーバーのストリート誌『メガフォン』を知り、販売者となった


スー：
私がすべきなのは人を助けることだと母から教わりました
これこそ私が進みたい道
誰かの母親代わりになりたいのです

今はがんを克服し、薬物を絶ち
学校に通い、できるだけ教育を受けて学びたい

販売していると道行く人たちが
偏見の目で見るのは本当につらいです

人々が住人たちの人生や境遇についてもっと知ってくれるよう
私が伝えていきたいと思います



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