メランコリア

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ゴキブリは「銀鉱山のカナリア」@ビッグイシュー

2019-02-27 10:53:57 | 
【THE BIG ISSUE VOL.351】



【内容抜粋メモ】

「市民科学メガネ」より

ゴキブリは約3億年前に登場した生きた化石


「炭鉱のカナリア」
有毒ガスが発生しやすい炭鉱では
カナリアを鳥かごに入れて先頭に掲げ坑道に入る


空気の圧力の変化に敏感
少しの風の揺らぎで落石の前兆を察知して
いち早く逃げ出すことから
16Cから良質の銀が採掘される銀鉱山として有名なチェコでは
今でもゴキブリを好意的に見ているそう


ゴキブリは、どんなに静かに近づいても逃げられてしまう
ゴキブリの腹部には「尾葉」という440本もの感覚糸があり
それが風の変化を感じると、直ちに逃走する神経回路が働く
走って逃げることも出来、飛んで逃げることもできる
(それが一層恐怖なんだよね 動きの予測がつかない


「衛生害虫」が、利用次第では「益虫」になる
例えば、ゴキブリにマイクロチップを背負わせて
さらに視覚センサーを搭載すれば
原子炉内部の遠隔診断に使える

「衛生害虫」
人間や家畜に対して害を与える昆虫およびダニ類などのことである(ウィキ参照

「益虫」
なんらかの形で人間の生活に役に立つ、昆虫など小動物のことを指していう言葉である。害虫の反対の意味を持つ。
(ウィキ参照

(ヒトを基本に害が利益かって 「太陽は地球の周りを回ってる」くらいの勘違い
 Gは大の苦手だが、えらいことになった原発に彼らに見てもらおうって
 ヒトの考えってどこまで高飛車なんだ


「社会的促進」の実験
スタート地点に照明をつけ、反対のゴールまで暗くした走路で
ゴキブリを走らせた速さを測定した心理学者がいた
ゴキブリは光を嫌うので、暗がりに向かって走る習癖を利用したもの

走路の両側には、透明なプラスチックの箱に
ほかのゴキブリを詰め込み、見物できるようにした
すると、観るものがいる時のほうが断然速く走り抜けることが分かった

生物は単独の時は、気ままにマイペースでいるが
同種の仲間に見られていると意識すると
覚醒効果で活発になる傾向がある
これが「社会的促進」

ジョギングで誰かが見ていると
無意識にスピードをあげるのと同じ

(それをわざわざゴキブリで実験してどうなるの??? 学者ってフシギすぎる


著 池内了




***


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