メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『ゆきがふる』 蜂飼耳/文 牧野千穂/絵 ブロンズ新社

2021-03-22 12:22:58 | 
「絵本・児童書」カテゴリー内に追加します

『うきわねこ』の次に出された本だった
同じ作者と牧野さんによる絵本
今度はモフモフのうさぎさんが主人公

この絵本を図書館から借りて、部屋にある間中
雪は降る あなたは来ない/アダモ
の歌がずっと頭の中を流れまくってちょっと困った/苦笑

文章が詩のように書かれている


【内容抜粋メモ】

雪が降る中、ソリを引っ張って
雪の日にだけ現れる道を行ってみると
ふわふわころりの家を見つける
雪の日だけ現れる










見た目はムーミン谷のいる
私の大好きなキャラクター「モラン」に似ているけれども
話的には「スノーマン」を思い出した

雪でテーブルと椅子を作っている
お菓子をもらうと甘い味がする






そこに灰色の雲を連れた雪雲が来る
女の子の姿をしているから一瞬分からなかった






彼女にもお菓子をあげると
お腹いっぱいになり雪を降らせる

やっぱり君の作る雪が1番きれい
ふわふわころりはとても喜ぶ






僕の家にも来てくれないかな
妹が熱を出して寝てるんだ

いいわよ
あなたの一番大事なおもちゃをくれるなら


家へ帰ると庭先におもちゃの車を置いた







妹と窓から外を眺めるうさぎも
猫のように後ろ足で立って
窓の外見てるのがかわいい


ふわふわころりと雪雲が踊ると
庭に沢山雪が積もる







お母さんは車がどこに行ったか聞くと
水路に落としちゃったと何故か嘘をつく

ずっと前お父さんがくれた車
お父さんはもう帰ってこない

なぜだろう?
亡くなってしまったのか?
とても気になる







雪の中でポストは眠る
植木鉢は眠る
シャベルやホースやバケツも

おもちゃの車は消えている

素敵な車もらったわ

と声がしたけれども誰もいない




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