●熊本地震から4年
熊本県庁で行われた追悼式は、感染拡大を防ぐため
参列者を例年の1/10に減らして行われました
涙を拭う遺族の映像
遺族代表:
まだまだ復興への道は続きます
家族で力を合わせて今を精一杯生きていきたいと思います
熊本県は地表に現れた断層を保存し
「震災遺構」として見学できるように整備しました
経験や教訓を後世に伝えたいとしています
地震のメカニズムを研究している京都大学の西村准教授:
一般的には海のプレートと陸のプレートの境界で起こる
海溝型地震のほうがより大きな地震になることが多いです
ただ気を付けなければいけないのは
より小さな内陸地震と言われるタイプの地震は
人の住んでいるところのすぐ足元
直下で起こる直下型地震とも呼ばれる
規模自体は小さくても建物があったり人が住んでいるので
地震の揺れや被害は必ずしも内陸地震が小さいとは言えない
西村さんは今 GPS を利用して日本各地の地震が発生するリスクを調べています
自分の住む地域にどんな地震のリスクがあるのか知ることが大事だと強調しています
地震といってもタイプによって警戒・対策をしなければいけないことが違ってくる
海の地震だったら津波に気を付けなければいけないし
地震の揺れにしても最初に P波と呼ばれるカタカタとした揺れが来て
その後 S 波というゆっくりとした揺れが来るのである程度時間の余裕があるが
直下型地震の場合は P 波と S 波がほぼ同時に来てすぐにどーんとくる
そういう意味では、例えば活断層が近くにあると知っていれば
より内陸地震に備えなければいけないというようなことも各自でできるし
海に近いところであれば津波を考えて海溝型地震により備えなければいけない
そういうところを知って欲しいなと思います
(日本はどこにいてもプレートの上だし
島国だから海に囲まれてるし
どのみち地震大国には変わりないのでは?
地震には大きく分けて2種類ある
平成7年 阪神淡路大震災
これは内陸地震または活断層地震と呼ばれる地震によるもの
日本の地下でプレートが動くことで地盤に力が加わります
その力に耐えきれず活断層がずれ動いて起きる地震のこと
平成23年 東日本大震災 海溝型地震
陸側のプレートの下に海側のプレートが沈み込んで
限界に達した陸側のプレートが跳ね上がって発生します
(都市伝説では地震も人工的に起こせるなんて言ってたけれども
無駄な恐怖を煽っているだけだな
約70%の方が地元に活断層があることを知らなかった
知っていた方もその半数以上が「地震が起きるとは思わなかった」と答えています
改めて地元の地震のリスクに関心を持って備えておくことが大切だと感じます
●テレワーク 現場の戸惑いと挑戦@東京テレワーク推進センター
不動産会社だと一番使いやすいツール40種類ある中から
社内のパソコンを自宅から遠隔操作できるソフトを提案
家にあるパソコンのマウスやキーボードの動きを
インターネットで送って、実際動かしているのは会社のパソコンなんです
会社のパソコンの中で普段仕事している
お客様のデータや金融情報を普通に見られます
閲覧だけでなく編集・保存もできます
不動産会社グローバルユニット:
働き方を変えなければいけない
変えざるを得ない状況になった
何ができるのだろうかというヒントが
ここにあればそれを進めていきたい
(政府の働き方改革より、コロナによってそれぞれが動かなければならない状況になったね
テレワークの導入が難しいとされる「製造業」
金属を加工するドリルやヤスリなどを作っている機械工具メーカー日東工器は
テレワークによって本社の従業員約370人のうち、出社する人を8割以上を減らした
社長:
私たちの会社は全部テレワークでやります
「社員の出社は禁止しています」とお客様に伝えてあります
製品の図面を作る部署ではディスプレイを自宅に持ち帰って仕事している
精密な図面を書くためには大型のディスプレイが必要です
画面が小さいノートパソコンでは仕事ができない
アナ:
12、3 kg はある これを持って帰るのは大変
家のスペースも大変ですね
社長:
最初は無理だという意見も社内でありましたが
とにかくやってみようと始めました
本社では機械工具を修理する現場にも手をつけました
普段より納期を遅らせるなど対応を取り
出社する社員を3割に限定
残りは在宅でできる仕事をしています
テレワークでではできない仕事もあります
その一つが医療機器の修理
医療関係は患者さんの命がかかっているので
どうしても現場を止めるわけにはいかない
こうして出勤してやってくれている
痰の吸引器など医療機器の修理は決められた場所でしかできない
納期を遅らせるわけにもいかない
会議
社長:
普段であれば現物を見ながら、分解しながら生産に入ってもらうので
それがなかなかできなくて申し訳ないです
製品を作るには形状や質感、性能など細かい部分を確認し合うことが不可欠
物に触って確認しながらやらなければいけないし
ある意味、勘や経験がものづくり、品質に結びつくので
そういったところが一番難しい
今後の課題は各地の工場で出勤者を減らすこと
現場はものづくりの最前線になってます
どうしてもテレワークだけではできないことが多い
現場ごとに違うと思いますが、検討してもらって
家でできることはチャレンジ・トライしてやってみてほしいと思います
この会社では、社員から「無理なのではないか」という声が多かったが
社長自ら説得して業務を見直す機会になった
会社全体が前向きに捉えるようになった
テレワークの重要性
人との接触はどのくらい減ったか
政府からは「7割~8割テレワークにしてください」と言われたが
「急に言われてもそんなに簡単にはできない」という声も上がっている
ただ、テレワークが感染の拡大を防ぐのは間違いない
そのためには設備を整える企業、実際に家で作業をする社員などへの
きめ細かなサポートが欠かせないと思いました
感染の拡大でアルコール消毒液が不足
厚生労働省は、アルコール濃度が高いお酒を
消毒液の代わりとして使用することを特例として認めることを決めた
アルコール濃度が70%~83%のお酒を対象
これより濃度が高いお酒は、逆に殺菌効果が落ちるため薄めて使うように
(医療を受けるとひと言で言っても、医師や看護師だけでなく
医療機器を作る人、直す人、あらゆる人たちが関わっていることが分かる
●医療従事者に感謝の一皿
新型コロナウイルスの治療にあたる医療従事者に無料でお弁当が届けられました
東京都江東区でレストランを営むシェフ達が作った
「スマイルフードプロジェクト」
共同責任者の石井さんは、自身もフランス料理店を営んでいますが
感染拡大防止で営業を自粛しています
お客さんに料理を提供できない中で
石井さんが気にかけていたのは医療現場の人たちのこと
石井さん:
話を聞くと、立ったまま食べたり
コンビニの弁当やおにぎりを
ちょっと座って食べたりという状態
ただお腹を満たすだけではなくて
少しでも楽しんでもらえるものであればいいなと思います
SNS で賛同者を集めて始めたのは、病院に弁当を届ける取り組み
お弁当には一つ一つに手紙が添えられています
「私たちが作る一皿で笑顔を届けることができますように
明日に向かう活力を養ってもらえますように
1日も早い収束を祈っています」
お弁当作りには生産者の思いも込められている
石井さんの元には食材を無償で提供したいという生産者からの声が続々と寄せられています
「生産者として参加できるようであれば参加させてください 今使える食材は甘夏です」
石井さん:
普段から僕も自分の店でお客様が喜んでいるのを見ていて
料理には力があるとすごく感じているので
日本各地で日本中のシェフたちが始めたら
もっとすごくいいことが起きるのではないかと思います
(売れないから棄てるんじゃなくて
必要な人に無償で届ける
お金を介さなくても、それぞれが自分に見合う仕事をして
シェアすれば、みんな等しく幸せに生きていけるのでは?
●宮本亜門呼びかけた ♪上を向いて歩こう
宮本:
不安と孤独
全員が先が見えていない
あなただけじゃないよって
足を地につけて未来を見つめていこうよ
語り合おうよということで
この歌はぴったりかなと思った
4日間で600人を超える参加者
宮本:
愛情の塊なんです、皆さんが
心の奥ではこんなふうに思っていたんだという表情があって
世の中が駄目になってほしくない
会ったことのない人までも
一緒に乗り越えていきましょうという思いが強い
本当に人は人のことを思える
知らない人の事まで思える
グッと来て何回も涙ぐみました
コロナに分断されても絶対に負けない
強い意志をもって未来を信じてほしい
熊本県庁で行われた追悼式は、感染拡大を防ぐため
参列者を例年の1/10に減らして行われました
涙を拭う遺族の映像
遺族代表:
まだまだ復興への道は続きます
家族で力を合わせて今を精一杯生きていきたいと思います
熊本県は地表に現れた断層を保存し
「震災遺構」として見学できるように整備しました
経験や教訓を後世に伝えたいとしています
地震のメカニズムを研究している京都大学の西村准教授:
一般的には海のプレートと陸のプレートの境界で起こる
海溝型地震のほうがより大きな地震になることが多いです
ただ気を付けなければいけないのは
より小さな内陸地震と言われるタイプの地震は
人の住んでいるところのすぐ足元
直下で起こる直下型地震とも呼ばれる
規模自体は小さくても建物があったり人が住んでいるので
地震の揺れや被害は必ずしも内陸地震が小さいとは言えない
西村さんは今 GPS を利用して日本各地の地震が発生するリスクを調べています
自分の住む地域にどんな地震のリスクがあるのか知ることが大事だと強調しています
地震といってもタイプによって警戒・対策をしなければいけないことが違ってくる
海の地震だったら津波に気を付けなければいけないし
地震の揺れにしても最初に P波と呼ばれるカタカタとした揺れが来て
その後 S 波というゆっくりとした揺れが来るのである程度時間の余裕があるが
直下型地震の場合は P 波と S 波がほぼ同時に来てすぐにどーんとくる
そういう意味では、例えば活断層が近くにあると知っていれば
より内陸地震に備えなければいけないというようなことも各自でできるし
海に近いところであれば津波を考えて海溝型地震により備えなければいけない
そういうところを知って欲しいなと思います
(日本はどこにいてもプレートの上だし
島国だから海に囲まれてるし
どのみち地震大国には変わりないのでは?
地震には大きく分けて2種類ある
平成7年 阪神淡路大震災
これは内陸地震または活断層地震と呼ばれる地震によるもの
日本の地下でプレートが動くことで地盤に力が加わります
その力に耐えきれず活断層がずれ動いて起きる地震のこと
平成23年 東日本大震災 海溝型地震
陸側のプレートの下に海側のプレートが沈み込んで
限界に達した陸側のプレートが跳ね上がって発生します
(都市伝説では地震も人工的に起こせるなんて言ってたけれども
無駄な恐怖を煽っているだけだな
約70%の方が地元に活断層があることを知らなかった
知っていた方もその半数以上が「地震が起きるとは思わなかった」と答えています
改めて地元の地震のリスクに関心を持って備えておくことが大切だと感じます
●テレワーク 現場の戸惑いと挑戦@東京テレワーク推進センター
不動産会社だと一番使いやすいツール40種類ある中から
社内のパソコンを自宅から遠隔操作できるソフトを提案
家にあるパソコンのマウスやキーボードの動きを
インターネットで送って、実際動かしているのは会社のパソコンなんです
会社のパソコンの中で普段仕事している
お客様のデータや金融情報を普通に見られます
閲覧だけでなく編集・保存もできます
不動産会社グローバルユニット:
働き方を変えなければいけない
変えざるを得ない状況になった
何ができるのだろうかというヒントが
ここにあればそれを進めていきたい
(政府の働き方改革より、コロナによってそれぞれが動かなければならない状況になったね
テレワークの導入が難しいとされる「製造業」
金属を加工するドリルやヤスリなどを作っている機械工具メーカー日東工器は
テレワークによって本社の従業員約370人のうち、出社する人を8割以上を減らした
社長:
私たちの会社は全部テレワークでやります
「社員の出社は禁止しています」とお客様に伝えてあります
製品の図面を作る部署ではディスプレイを自宅に持ち帰って仕事している
精密な図面を書くためには大型のディスプレイが必要です
画面が小さいノートパソコンでは仕事ができない
アナ:
12、3 kg はある これを持って帰るのは大変
家のスペースも大変ですね
社長:
最初は無理だという意見も社内でありましたが
とにかくやってみようと始めました
本社では機械工具を修理する現場にも手をつけました
普段より納期を遅らせるなど対応を取り
出社する社員を3割に限定
残りは在宅でできる仕事をしています
テレワークでではできない仕事もあります
その一つが医療機器の修理
医療関係は患者さんの命がかかっているので
どうしても現場を止めるわけにはいかない
こうして出勤してやってくれている
痰の吸引器など医療機器の修理は決められた場所でしかできない
納期を遅らせるわけにもいかない
会議
社長:
普段であれば現物を見ながら、分解しながら生産に入ってもらうので
それがなかなかできなくて申し訳ないです
製品を作るには形状や質感、性能など細かい部分を確認し合うことが不可欠
物に触って確認しながらやらなければいけないし
ある意味、勘や経験がものづくり、品質に結びつくので
そういったところが一番難しい
今後の課題は各地の工場で出勤者を減らすこと
現場はものづくりの最前線になってます
どうしてもテレワークだけではできないことが多い
現場ごとに違うと思いますが、検討してもらって
家でできることはチャレンジ・トライしてやってみてほしいと思います
この会社では、社員から「無理なのではないか」という声が多かったが
社長自ら説得して業務を見直す機会になった
会社全体が前向きに捉えるようになった
テレワークの重要性
人との接触はどのくらい減ったか
政府からは「7割~8割テレワークにしてください」と言われたが
「急に言われてもそんなに簡単にはできない」という声も上がっている
ただ、テレワークが感染の拡大を防ぐのは間違いない
そのためには設備を整える企業、実際に家で作業をする社員などへの
きめ細かなサポートが欠かせないと思いました
感染の拡大でアルコール消毒液が不足
厚生労働省は、アルコール濃度が高いお酒を
消毒液の代わりとして使用することを特例として認めることを決めた
アルコール濃度が70%~83%のお酒を対象
これより濃度が高いお酒は、逆に殺菌効果が落ちるため薄めて使うように
(医療を受けるとひと言で言っても、医師や看護師だけでなく
医療機器を作る人、直す人、あらゆる人たちが関わっていることが分かる
●医療従事者に感謝の一皿
新型コロナウイルスの治療にあたる医療従事者に無料でお弁当が届けられました
東京都江東区でレストランを営むシェフ達が作った
「スマイルフードプロジェクト」
共同責任者の石井さんは、自身もフランス料理店を営んでいますが
感染拡大防止で営業を自粛しています
お客さんに料理を提供できない中で
石井さんが気にかけていたのは医療現場の人たちのこと
石井さん:
話を聞くと、立ったまま食べたり
コンビニの弁当やおにぎりを
ちょっと座って食べたりという状態
ただお腹を満たすだけではなくて
少しでも楽しんでもらえるものであればいいなと思います
SNS で賛同者を集めて始めたのは、病院に弁当を届ける取り組み
お弁当には一つ一つに手紙が添えられています
「私たちが作る一皿で笑顔を届けることができますように
明日に向かう活力を養ってもらえますように
1日も早い収束を祈っています」
お弁当作りには生産者の思いも込められている
石井さんの元には食材を無償で提供したいという生産者からの声が続々と寄せられています
「生産者として参加できるようであれば参加させてください 今使える食材は甘夏です」
石井さん:
普段から僕も自分の店でお客様が喜んでいるのを見ていて
料理には力があるとすごく感じているので
日本各地で日本中のシェフたちが始めたら
もっとすごくいいことが起きるのではないかと思います
(売れないから棄てるんじゃなくて
必要な人に無償で届ける
お金を介さなくても、それぞれが自分に見合う仕事をして
シェアすれば、みんな等しく幸せに生きていけるのでは?
●宮本亜門呼びかけた ♪上を向いて歩こう
宮本:
不安と孤独
全員が先が見えていない
あなただけじゃないよって
足を地につけて未来を見つめていこうよ
語り合おうよということで
この歌はぴったりかなと思った
4日間で600人を超える参加者
宮本:
愛情の塊なんです、皆さんが
心の奥ではこんなふうに思っていたんだという表情があって
世の中が駄目になってほしくない
会ったことのない人までも
一緒に乗り越えていきましょうという思いが強い
本当に人は人のことを思える
知らない人の事まで思える
グッと来て何回も涙ぐみました
コロナに分断されても絶対に負けない
強い意志をもって未来を信じてほしい