メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

アニメ『ガラスの仮面』(vol.1)

2020-06-20 14:00:12 | マンガ&アニメ
Amazonプライムの無料期限が迫ってきて
俳優や監督で気になるものを検索したものの
レンタルや登録が必要なものばかりなのと
いまいち2時間映画を観る集中力もなく

アニメを探しても最近のは分からないし、画が全部同じに見える・・・

で、ふとガラかめを見つけて、何気なく観始めたら止まらなくなった





一度観た気がするけれども、ブログ内検索してもひっかからず
あれだけ全巻揃えた文庫本もどこにいったのか?
引っ越し時に売ったか?
なにもメモを残さなかったのもフシギ

ストーリーは頭に入っているのに、やっぱり泣ける
昭和のマンガは鉄壁だなあ


マヤの天性ももちろん見どころだけれども
当時、芝居を観るなんて意識にもなかった世界で
このマンガで演劇の世界を垣間見ていた


そして、改めて「紅天女」のセリフを聞けば
争ってばかりで自然と宇宙の慈愛に気づかない
愚かな人間たちの営みを気づかせようとする
自然の声であったことが分かり
この長作がなぜこれほどまでに愛されてきたか本質が分かった


マンガって人生勉強になるなあ
「マンガばっかり読んで」とか
「ゲームばっかりやって」とか怒り、心配する親も多いけど
学校、家庭にはないことをたくさん学んだんだ


「アニメまとめ」カテゴリー内に追加します



【内容抜粋メモ】

(1話ごとでなく、流れだけのメモ 誤りがあったらスミマセン/謝

中華料理屋でパートで働く母
父は亡く、北島マヤも一緒に店でバイトをしながら学校に通っている

演技を見ると我を忘れ、一度観たらセリフ、演技もすべて覚えてしまう
近所の子どもに見せているところを見た月影千草

月影千草:
ついに見つけた 千の仮面を持つ少女!
一度観ただけで再現 恐ろしい子!


(この“恐ろしい子!”というセリフが何度も出てくるため
 ファンの間ではいろんな場面で使うことが多いww







「椿姫」のチケットをとるために冬の海に飛び込むマヤ

学芸会ではおどけ役のはずが
みんなを泣かせて感動の拍手が起きる(号泣
大勢から笑われる娘の姿を見たくないと
とうとう来てくれなかった母

月影千草のアカデミーに奨学金で入る決心をして
母に書き置きを残して、夜、中華屋を出る

同じ13歳の姫川亜弓はすでに天才女優として活躍
父は監督、母は大物女優のサラブレッドだが
なんの劇団にも属したことがなく、芝居の稽古もしたことのないマヤの
小鳥のパントマイムを見て天性の才能を見抜く

月影千草しか上演権利を持たない幻の大作「紅天女」
当り役だったが、照明が落ちて顔を損傷し、世間から身を隠した
「10年かけて育てる」と発表

速水真澄は、次期社長になるべく子どもの頃から教育を受けた仕事の鬼
父の悲願である「紅天女」の上演権をとるためにあらゆる工作をする

「はい、いいえ、ありがとう、すみません」だけで
お芝居を続けるレッスンでマヤの相手になるアユミ
将来、同じ舞台で争うかもしれないと予感する





劇団で「若草物語」を演ることとなる
ベス役に選ばれ、戸惑い、足を引っ張るマヤに
「ベスとして1週間過ごせ」と命じる月影千草

猩紅熱を出すシーンでは雨に打たれ
40度の高熱のまま見事に演じきる

速水はファン第一号として名をふせて紫のバラを贈る
青になれないバラが出来損ないの自分に似ているから
一方、月影アカデミーを潰すためにマスコミに手を回して酷評させる

月影は倒れ、心臓が悪いことを知る劇団員
スキャンダルのせいでアカデミーの受講生は次々去る

アユミと同じ劇団オンディーヌ所属の桜小路優
最初に出会った時からマヤを好きになるが、芝居に夢中なマヤは気づかない

月影アカデミーのパトロン青柳の部下は
「早くここからスターを出さないと困る 3億円もの借金をどうする」と迫る

全国大会に優勝すればテレビにも出せると役者を商品扱い
優勝できなければ劇団を潰せると算段を巡らせる速水と演出家の小野寺








地区予選の東京コンクールで「たけくらべ」を演る劇団月影
主役に抜擢されるマヤ
美人で勝ち気なヒロインは自分と真逆だが、芝居ならいろんな人になれると喜ぶ

大都芸能の劇団オンディーヌでも同じ「たけくらべ」をぶつけ
ヒロインはアユミ、相手役は桜小路に決まる
1回しかないリハに行くと、小野寺の差し金で時間が変更されてしまう

アユミの完璧な演技を見て、勝てないと泣くマヤを冷静にするため、小屋に閉じ込める月影千草
扉を挟んで、新しいミドリを生み出す稽古を5日間も続け、血を吐く月影

当日、完璧なミドリを演じたアユミの後に
全く違ったミドリを観た観客は驚き
最後は大歓声が起きる







1位はオンディーヌと月影の同数で、全国大会に挑む





全国大会の演目は「ジーナと5つの青いツボ」
劇団オンディーヌと北海道の劇団一角獣とともに注目されている劇団月影

げっそりと痩せたアユミを支える桜小路くんを見てショックを受けるマヤ

月影:
人は一度の人生しかないけれど
芝居では、どんなものにもなれる

王女、宇宙人にさえ
なんと贅沢なことでしょう


桜小路:
僕は最初に会った時から君が好きだ
それを忘れないで





一角獣は身体を存分に使い
3様の人生を生きた青年が故郷に帰るまでを迫力満点に演じて喝采を浴びる

オンディーヌは明治の没落華族の話で大喝采

その間、劇団月影の男性2人を引き抜く小野寺
翌朝、芝居で使う道具や衣装がめちゃめちゃにされ、公演までに修理にかかる

男性2人は、この先に道具を借りられるところがあると教え
会場で待ち合わせることにするが
途中で車が故障したとウソをつき、舞台に間に合わず

やむなく棄権というのを14役すべて自分が演るというマヤ
演出を大幅に変更して、一人舞台でやり遂げる

観客票では1位となるが
小野寺の意見で「演劇とは言えない」と対象から外され、優勝はオンディーヌ


スタジオを出されるが、劇団員らは月影千草についていくと誓う
オンボロなアパートに越し、それぞれアルバイトを始める
いつも美男子に間違われる青木麗は喫茶で働く




昔付き人だった源蔵は、月影千草の面倒を見させてくれと申し出る

「リア王」が観たいとウロウロしているマヤを速水が見て
紫のバラの人としてチケットをプレゼントする

社長の命令で秘書の水城冴子が速水につく
ミズキは速水のマヤに対する想いにいち早く気づく





教会で稽古を始める劇団員
マヤは「紅天女」をいつか自分にも演じられるかと問うと

月影:
紅天女は紅梅 梅の樹の精霊
自分が人間だということを忘れて初めて演じられる



桜小路くんは、小野寺に言われ
オンディーヌに入れば、月謝もタダだし、共演も出来るとマヤを誘うが
仲間は裏切れないと泣いて断る


アイドルの田淵エミ主演映画のオーディションを受けて落ちるが
脚が不自由な子の端役をもらうマヤ

病気で大好きなテニスが出来なくなるヒロインに
「はい、コレ」とラケットを渡すだけだが
月影に「役になりきれていない」と言われて、片脚を縄で縛る

エミはひどい素人演技
迫真の演技を見せるマヤは端役ながらアップにされ学校でも話題となる





学校の演劇部に入るマヤ
鼻をへしおろうと嫉妬する部員

発表会でヒロインが盲腸で入院し
マヤは女王役を買って出て見事に演じきる


以前、マヤらを騙した2人の元団員が事情を話して謝る
小野寺はオンディーヌに入れる約束などしていないと言って裏切った

月影を見舞いにきた速水に花をぶつけるマヤ

月影の具合が想像より悪いと知り
速水はまた紫のバラの人として入院の手配をしてマヤを励ます


14歳となったアユミは「紅天女」のために端役も演じて演技の幅を追求する
同時にマヤも「紅天女」を目指す決心をする

(エンディングテーマが変わった


ダメ元で演じさせてくれと劇場をいくつも周るマヤ
栄進座の実質座長・原田は、以前、月影千草と張り合った女優

月影千草が「紅天女はあの子にはまだムリだ」と言ったと聞き将来の候補だと知る
喜怒哀楽のテストをした後、アサエの役を開幕3日前にマヤと決める

女性が封建社会で虐げられながら自立するストーリー
マヤは子守の役

月影千草がマヤを「紅天女」候補にしていると聞いたアユミは
「マヤにだけは負けたくない」と闘志を燃やす





「王子と少年」の1人2役で乞食役も完璧にやろうと街角で浮浪者になりきる
いつもの美しい役が観たくて来た子どもたちが飽きると
舞台からおりるパフォーマンスで心をつかむ

マヤの客席は高齢者が多く、原田から「この客層で試してみなさい」と言われる
役を取られた団員は、腹いせに子どもの人形の首が取れるよう細工するが
「ほんに子守もラクじゃねえ!」と切り抜けて爆笑をもらうマヤ


マヤの母は咳き込み吐血する
電話ひとつよこさないマヤを心配する


東洋劇場の新作は「嵐が丘」
栄進座のマヤを観た会長は、ヒロインにマヤを使ってみてはと提案


原田は月影を見舞いに来て
「あの子には舞台あらしという宿命がある
 栄進座ではもう使わない」

月影:
才能ゆえに妬まれる
でも大衆が求める日がきっと来る


キャサリンの少女時代役のオーディションに出るマヤ
ヒースクリフ役は真島良

オーディションでは失敗したかと思ったが、「可能性に賭ける」と選ばれる

共働きの家の子になつかれて
キャサリンもずっと一人ぼっちだったことに気づき、キャサリンになりきるマヤ

(もう15歳か 早いな





気性が激しく、真っ直ぐにヒースクリフを愛するマヤの演技に魅了される役者と観客
桜小路は嫉妬で席を立つ

マジマがマヤに恋していることに気づき
なぜ自分をこの舞台に誘ったのかと悲しむ

大人役よりマヤの演技が印象的だったと批評する人々
マジマは舞台が終わってもキャシーが忘れられずに悩む






月影千草は一角獣とともに新作「石の微笑」を演ると告げる
マヤはまったく動かない人形役
月影はマヤの体中に竹を縛り付けて厳しくレッスンする

月影を心配する速水に

月影:
情熱を傾けることがある幸せをあなたは知らないのです
生き甲斐があるということは
生きる価値を見出すことだと尾崎一蓮(劇作家)が教えてくれた
尾崎を自殺に追い込んだのはあなたの父!
私に芝居がなかったら耐えられなかった


速水は大都芸能に入れば、高校進学の面倒もみると言うがハッキリ断るマヤ

演劇で有名な一ツ星学園に進学が決まる
学費を出してくれたのは紫のバラの人


名門オリオン劇場の前にある元カフェを改装して劇場にする部員

母は中華屋から体よく辞めさせられ
養生に行く電車の中でマヤの記事を見つけて
こんなに立派な女優になれたんだねと泣く


月影はマヤを禅寺に行かせて座禅する

僧:
石には悩みもない
石と同化し、風と同化すれば
煩悩から解き放たれ
無の表情が顔に現れる


ガラ空きの座敷席にアユミとマジマも来る
口コミで評判が広がり、劇場はあっという間に長蛇の列となる

これまで部員との呼吸を考えず、自分一人で芝居していたために
敢えて動けない人形役にしたのだと分かるマヤ

一方、オリオン劇場の客席は関係者が多く、空席も増えた

「観客は面白ければ何度でも通う
 大衆の心をつかめずに商業演劇と言えるか!?」



月影:この舞台はマヤにかかっている

マジマは毎日通い、桜小路は一度も来ない
マジマはマヤに告白するが、あの役は自分とは正反対で、好きな人がいる
マジマはキャシーに別れを告げる


千秋楽直前にマヤの母が山梨の療養所から出て3日も行方不明と聞き
舞台で母との思い出が蘇り涙を流すマヤ

月影:仮面が外れた

レイの機転でなんと舞台は続行するが、月影はマヤに謹慎を言い渡す

レイ:
どんなことが起きても舞台の上では仮面をかぶらなければならない
ガラスの仮面だな



翌日、あてもなく東京中を歩いて母を探すマヤ

アユミが出る芝居で事故で出られない役者の代役にマヤを出す速水
(こんなに事故や病気になるかねえ

開演まで1時間もないのに、無心に台本を読むマヤ
ここでもぶっつけ本番で完璧になりきり
ほかの役者が驚きペースを乱す

またここでも嫌がらせで修正前の台本を渡されていたことに気づき
何も分からないまま、呼ばれて舞台に出ていくマヤ
アユミが舞台に出て、彼女に呼吸を合わせることでなんとか乗り切る


学校の机に紫のバラがあり、校長室に行くと速水がいる
大都芸能の車にも紫のバラがあったと話すと
女優を乗せていて落としたのだろうと誤魔化す速水
なぜ会ってくれないのかと悲しむマヤ





大都芸能の新作は「ヘレンケラー」
ヒロインの最有力候補はアユミ
教師役はアユミの母・姫川歌子
演出家は小野寺

「ヘレンケラー」のオーディションを受けないかと男性が来る

月影千草はマヤに謹慎中に舞台に出たことで破門を言い渡す
ヘレン役を勝ち取れば破門を解くと言われ
帰るところもないマヤはオーディションを受けると決める


アユミは親の七光りといわれまいと
父の別荘に籠もり、オーディションまで会わないと家を出る

月影千草はマヤを厳しく指導して倒れ込む
月影:あなたにはまだ目、耳、口がある!

速水は唯一の稽古場の教会は取り壊されてマンションになると告げる

紫のバラの人は、自分のことをけして詮索しないことを条件に
長野の別荘を稽古場に使ってくれと提供する

アユミは施設でヘレンとして過ごすことで役を掴もうとする
マヤは目に包帯、耳栓をして暮らしてみる

速水は部下からマヤのことを聞いて別荘に行くと
階段から落ちて足を捻ったマヤを受け止める
紫のバラの人と気づき思わず抱きしめてお礼を言うと
ヘレン役を楽しみにしていると手に書いて去る速水





オーディション
おもちゃのある部屋でヘレンとして遊ぶテスト

アユミはおもちゃの存在に気づかず、スタッフが顔にボールを投げつけると怒って唸る
マヤは床に眠り、台本で叩かれると、それを破って遊び出す

第2次審査はヘレンとして食べる
マヤもアユミもサリバンと出会う前の野生動物のような食べ方

第3次審査は、目覚めたヘレンが母親を探す
アユミは母親が見つからない悲しみを人形を使って見事に表現

速水も見に来て、闘志を燃やすマヤ
審査員をドキッとさせる演技をする

最終審査は「スタッフが来るまでヘレンとして待つこと」
非常ベルが鳴り響き、動かなかったのはマヤとアユミだけだった

審査員のうち小野寺の息のかかった男と母親がいれば
アユミがヒロインに決まるとほくそ笑む小野寺

だが、母親は情を入れず、結果は2人のダブルキャスト
1日交代で演じることとなる

速水に楯突くマヤに
「この業界でやっていくなら関係者を大事にしろ」と教える速水


ヘレンの唯一のセリフは、最後水が「ウォーター」と分かった瞬間のみ
アユミは感電した瞬間に役を掴む


舞台初日
アユミの演技が気になり、ロビーで一人たい焼きを食べているマヤに
なぜ演技をしたいのか聞く速水

マヤ:演じていると生きている感じがする


サリバン:言葉があれば暗闇から抜け出せるの!
と水がウォーターと教える

アユミは完璧に演じ、大歓声がロビーまで聞こえる

小野寺は芸術祭の賞が取れれば、月影千草から「紅天女」の権利を貰えると確信する

すっかり自信をなくすマヤのもとに一際大きな紫のバラが届き
「あなたのヘレンを楽しみにしています」というメモを読み
自分らしく演じればいいと覚悟を決める

稽古と全然違うマヤのなりきりぶりに振り回される歌子は
小野寺に「あの子に合わせて演らせてくれ」と頼む

歌子もサリバンになりきり、本気同士のやりとりに圧倒される観客
緊張と緩和を本能で表現するマヤを見てニヤリとする月影千草




歌子:こんな充実感は初めて 千秋楽まで頑張りましょう と舞台挨拶でマヤにキスする


千秋楽を迎え、どちらも好評だったが、
アユミは母が自分には舞台挨拶でキスをしなかったことに引っかかる
アユミ:あの子にあって、私にないものは何?

マヤは男性2人から「テレビに出す」と言われて喜んでいると
速水が来て、逃げる男たち

速水:
たちの悪い芸能プロダクションに騙されて自分の格を落とすな
今君は今季の演劇賞の助演女優賞にノミネートされている
賞をとれば、MBAテレビの連続ドラマへの出演が決まる


従来にない演技と新鮮な魅力があると賞をもらうマヤ
それを聞いて、完璧な演技をしたのは自分だったと告げるアユミ

そこに長年メディアを避けてきた月影千草が来てざわめく
マヤに紅天女を演じたいか聞き、「やります!」

月影:
この場をお借りして、紅天女候補をこの2人に決める
成長を見守って欲しい
 と発表


速水はパーティーでマヤをダンスに誘い、メディアの注目を集める
つまずいて抱きしめた感覚が、別荘での紫のバラの人に似てると思うマヤ




秘書は、速水がマヤに紫のバラを贈っていることに気づいていることを知りうろたえる





連ドラのヒロイン役に決まるマヤ
文明開化時代に海外を見た好奇心旺盛なサトコ役
日本舞踊の素地を身につけるよう言われるマヤ

しばらくはミズキがマネージャーを兼ね、分刻みのスケジュールとなる
共演する歌子からテレビは舞台と違い分単位の細切れの演技だと教えられる


ミズキ:
マヤを大都芸能で預かるよう月影千草から頼まれた
月影千草は演劇研究所の講師となる

大都芸能との契約を拒否し、月影千草に問うと甘ったれるなと突き放される

速水:
これまでの劇団員との付き合いはそれまで
スターになるには付き合う人間を選ぶこと

ミズキは紫のバラでマヤを励まし
ミズキ:社長はマヤを愛している 隠す必要などない と告げる


マヤとアユミは衣装のまま記者会見に出る
同じゴールデンタイムに「紅天女」候補のドラマをぶつけて宣伝する速水

タケシ役の人気アイドル里美茂は緊張で演技が硬いマヤに
自分も以前、意識しすぎて大失敗した話をして励ます

マヤは演技中にサトミを意識して演技に集中できず、親衛隊から睨まれる





サトミに恋していると言われて驚くマヤ

一方、アユミは相手役から
「完璧な演技でも、目を見れば、一度も恋をしたことがないと観客に分かるよ」

と言われてショックを受け
セリフ一言だけの端役ハザマに親し気に声をかける


大都芸能はマヤをCM、イベントに出し、夏には映画、舞台と売り出す

母は目が見えず、行き倒れ寸前を助けられ
長野の病院に入院中と分かるが
院長に金をやり、マヤの母ということを伏せる

速水:母が行方不明なのはまだマスコミに伏せておくように いい宣伝になる

ミズキ:
私をあの子の正式なマネージャーにしてください
あの子はサトミシゲルに恋しています

と聞き、うろたえる速水


ミズキ:
サトミシゲルはアイドル
この世界は周囲に敵がいっぱいいる 恋はご法度


アユミはハザマと付き合っていると噂され
恋する女性のひたむきな目の演技も手に入れる

ミズキは映画のプロモーションを利用して
「マヤの母親を探して欲しい」と公表する

マヤのせいで出番が削られたとののしる女優
8年務めたCMをとられた大女優からも嫌味を言われる

撮影中の食事に異物を盛られる事件が起きる

熊本から来たすごい訛った乙部のりえはマヤのファンだと常に追う

セットの船のマストのボルトが抜かれ、停電も人為的
サトミにより辛うじて事故は免れる
抱き合う姿を見てショックを受ける桜小路

上からバケツの水が落ちてびしょ濡れになるも
更に良い演技で乗り切るマヤ

お手玉の布が切れてバラバラになると
ミカンを代わりにして切り抜ける

嫌がらせをしていたのは、マヤに映画のヒロインを取られたトモエの親衛隊
トモエはマヤの才能を認めて詫びる

桜小路:僕は友だちにはなれない 次はライバルとして会おう と抱きしめて去る


今や日本中が知る人気女優となったマヤ
主演映画「白いジャングル」の撮影が始まる

速水はマヤにCMを取られて恨むベテラン女優に
別のCMのオファーをして、トラブルを回避

サトミは互いのプロダクションから反対される前に
マスコミの前で告白してデートに誘う

オトベは実は美少女で、演技派なのを隠して、マヤの付き人になり
連ドラの主役の座を狙っているタシロスズコだと分かる

(オープニングテーマ曲が変わった


久々、月影千草に再会し、交際を叱られると思ったが
「すべての経験が紅天女に結びつく」と喜ぶ
アユミの恋の勉強も見抜いている


「シャングリラ」初日に母親と感動の再会をさせる計画を立てる速水
院長に大金を渡して話しているのを聞いて
雨の中、母は一人歩いてマヤに会いに行く

ミズキは劇団員らの手紙を捨てて、電話も切る
それを知らずに初日舞台を観に行くと
マヤを見つけて客が集まり

レイ:芝居を邪魔しにきたの? もうマヤは私たちとは違う
と突き放される


母はトラックに乗せてもらうが
高熱のまま、また一人で歩いて車に轢かれる
そのまま映画館に入り、見えない目で
マヤが立派な女優になったことを知り、そのまま亡くなる


ミズキは速水が殺したようなものだと責める
母の死を知り、抜け殻のようになり、遺骨を抱いたままのマヤ
「シャングリラ」の初日は1週間後




ミズキは母のために最前列の中央席を取り
「母に芝居を観せるんだ」と説得するとリハを演じ切るマヤ

情報を知ったオトベは仲間を使って調べさせ
速水が母を病院に監禁していたことをマヤに話し
翌日の舞台を蹴って、仲間のバイクに乗るマヤ

(エンディングテーマも変わった


開演に間に合わず、「セリフも演技も入っている」とオトベが代役となる
まるで別人の姿に驚く周囲

速水はボートで眠るマヤをようやく見つける
マスコミに囲まれ
速水:母を亡くし、稽古疲れが重なったからといって舞台に穴をあけるとはなにごとだ!
たと怒り、泣いて謝るマヤ





「シャングリラ」とともに連ドラの主役も掴むオトベ
オトベ:チャンスは待つものじゃなく、自分で掴むものなのよw

サトミはマヤと離され、アメリカで演技修行に発つ

月影千草に会いに来ても追い返される

月影:
映画、テレビの世界を経験すること
芸能界の厳しさを知ること
そしてなにより、自分の力で紅天女の役を取りに来る姿が見たい!


ミズキ:
新しい舞台も渋々受けた
大都芸能との契約書の紙切れ1枚あるかぎり、あの子はあなたのものです


マージの役を演っていても、客席から母親の噂が聞こえ、仮面が外れる

アユミは母からマヤに事件が続いたことを聞き
マヤそっくりの芝居をするオトベを見て

アユミ:
役者にはそれぞれ個性がある
代役にしたのはもったいないことだわ

裏で動いていた連中の話も聞き
普段は距離を置いている父に頼み
オトベが主演の舞台「カーミラの肖像」の相手役を演らせてくれと頼む

主役のオトベより、哀しい吸血鬼を演じるアユミに観客は惹き込まれて拍手を贈る

アユミ:
舞台の上では実力だけが物を言うことを教えてあげる
マヤ 仇はとったわよ
今ごろどこでどうしているの?


速水の用意した小さな劇団の役もまともに出来ず、雨の中途方に暮れるマヤ
速水が見つけると、演劇を辞めて元の平凡な少女に戻るといって高熱で倒れる

速水は自宅に寝かせ、自分が潰したなら、自分で立ち直らせ
紅天女に向かわせると薬を口移しで飲ませる







マヤはお手伝いさんから真澄の過去を聞く
独身を通していた真澄の父は、お手伝いをしていた女性と結婚して真澄を生み
その後母は亡くなり、若い頃から仕事を叩き込まれた
父とは仕事で繋がっているだけ


保育園で働かせてくれと頼み、束の間笑顔に戻るが
すぐに速水に連れ戻される

速水:
誰かが言っていた
舞台は虹の世界
役者だけがそこで生きられる


代役をやったら解放しよう
「夜叉姫」の貧しい通行人の役だ

夜叉姫役はアユミと聞き、すぐ台本をくれというマヤ

マヤはまた共演者の嫌がらせを受け
本物の石を顔に投げつけられ
泥饅頭を出される

一番の見どころの泥饅頭を美味しそうに食べるシーンがカットされてる!!




アユミ:待っているわよ と声をかけられ
マヤは再び演技への燃える思いを思い出す

大都芸能の契約を切り、月影千草の元でやらせてくれと頼むと
自分の力ではいあがれと突き放される


学校の演劇部にも断られる
川辺で遊ぶ子どもを相手にパントマイムをしてみせる





キャラクターが30人もいる「女海賊 ビアンカ」を学祭で一人舞台を演ると決めるマヤ
文芸部の男子に脚本を任せる

月影:
これからあの子を育てるのは観客
観客こそ偉大な指導者だと分かるわ



体育の道具室で見事に観客の大きな拍手喝采をもらい、異例の再演となる

月影:観客がいてこそ、役者は役者でいられる と厳しく諭す


再演には、「通り雨」という普通の女子高生の1日の話を選ぶマヤ

月影千草に指導を頼むと、バスと電車に乗るパントマイムの違いを演らせる

月影:
観る側も自分たちの記憶によって観ている
一つの舞台の向こうに次の舞台がある
紅天女はその果てに…

月影千草はまた倒れる


「通り雨」も泣けるなあ
マヤの演技に感動して、演劇部長はゲストとして迎える




月影千草の容態を報告してくれた速水に街で出会い、傘を貸す
速水:いつもあの子との間は赤信号で渡れない…


アユミの次の舞台は一人芝居「ジュリエット」で大成功

マヤはロボットのルル役をコミカルに演じて
大きな舞台の観客の笑いを誘い、部員らも勉強になると一目置く

(すごい削られてるなあ アニメだから仕方ないか
 原作が長過ぎるしね/苦笑


紫のバラが届き、すぐに追うと、ある方から頼まれたという聖唐人

ヒジリ:
自分のことを誰にも話さないなら
なにかあれば伝言役となる と約束して去る

ヒジリは、一家心中をはかった家族を助けてくれた速水に
命を捧げてもいいほど20年間、影の存在として仕えてきた


速水はマヤを無理やりアユミの「ジュリエット」を観るよう連れて行く
(出た! 空気椅子!!

さらに演技の幅を広げた姿を観て
思わず速水の腕にしがみついたまま釘付けとなるマヤ

月影千草に「自分にも教えて欲しい」と泣いて頼むマヤ

月影:
今観たジュリエットを演ってごらんなさい
体をコントロールできていない
アユミさんと比べたら、まるで素人ね

マヤは自分なりの演技に変える
それをアユミに観られていたと知り、恥ずかしさで逃げる

アユミ:ヒバリが羨ましかったですって? 恐ろしい子

月影:自信と闘争心 マヤには荒療治が必要 あの子は天才よ


アユミは最年少で芸術賞を受賞
その場にマヤを呼んだ月影千草は紅天女をアユミに決める
マヤが2年以内に同じ芸術賞か、それに匹敵する賞を受賞したら2人を競わせる
自分に何かあった場合、マヤが棄権した場合は権利をアユミに譲ると発表

諦めて帰ろうとするマヤに

アユミ:
2年待つ あなたは必ず私と紅天女を競うのよ

私はこれまであの子に勝ったことがない
何度も敗北感を味わっている


2人は高校を卒業
アユミはトップの成績ながら、修学旅行にも行けず、式にも出れず残念だったと言うと

担任:
あなたもそんなことを思うのね
特別な子だと思っていたから と言われ、小さい頃を思い出す

多忙な父母
子役を演り褒められ嬉しかったこと

コンテストで自分より可愛いコがいたのに
主催者やマスコミは話題性を優先して1位になり傷つく

アユミ:
何をしても親の七光りと中傷され
自分の力であらゆることを人より努力して勝ち取ってきた

歌子:紅天女を演じることは、日本一の女優と言われる名誉なこと と聞き
自分が演れば、もう誰も親のことなど言わなくなると、自分も紅天女を目指す

アユミ:
人は私の血のにじむ努力を知らない
本当の天才は北島マヤ
だから競って演りたい!



劇団員は狭い劇場で、常連相手よりもっと広い場所でやろうと提案
だが、無名の劇団は劇場から笑われて門前払い
マヤ:野外ステージなら駅も近いし、いろんな人が集まる





次の出し物は「真夏の夜の夢」
マヤは妖精パック役をもらう

パックには反射神経が必要
音楽をかけて、周りからボールを投げ
ぶつからないようにする訓練を毎日1時間させるよう命令する月影千草

反射神経を身につけ、パックのようにイキイキとボールをかわすマヤ
レイ:リズムのある動きは美しい


アテネ座の男が冷やかしに来て
「3日間でアテネ座より観客を集められたら出演を許可する」と約束
速水がその証人となる

無料で見せるという団長に

速水:
自分たちの実力を安っぽく見せるな
集めた入場料は慈善団体に寄付する

(井の頭公園なのか/驚


速水はマヤをボートに乗せる

速水:
君が紅天女を諦めてくれたら
演劇界に復帰できるよう力を貸す

マヤ:
アユミさんだけは2年待つと言ってくれた
少しでも可能性があるなら諦めたくない
アユミさんから軽蔑されたくない

紫のバラの人のことを話すと
速水:イヤな奴かもしれないぞ
マヤ:世界中から嫌われていても、私は絶対好きになる


街角でチラシを配るが無視される
アテネ座の男に大道芸人と言われて
マヤはパックとして宣伝すると注目を浴びる


初日 1時間前から大勢の客が集まる
最初から最後まで観客の呼吸を掴み、舞台は大成功

(マヤのパックのシーン好きだな

速水とともに劇を観ていた劇作家のヒュウガから
「アテネ座で演るなら劇団を使いたい」と言う話が来る

マヤは裏があるのではと速水に食いつくが
速水:使うのは前途有望な劇団員らで、マヤは外されている
日帝劇場ではアユミと月影千草が共演するという話も耳に入れる

ミズキ:怒りのほうがエネルギーを燃え上がらせる



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