栄養失調で衰弱死＝餓死？
皆さーん、おはようございまーす^^
今日は夏日になるらしいと放送されていたのですが、今だに曇りです＞＜
どうしたのかな？？ 『太陽～、久し振りに出て来～い！！』なんてね^^
今日は『経済大国：日本』の片隅で『生活保護打ち切りの５３歳衰弱死..』という
新聞記事が主題です。過去から現在まで、何人も何人も同様の『死』が報道されて
いる。『金余り日本』『飽食の日本』『経済大国日本』と言われる我国で、餓死者
や栄養失調による衰弱死が出ている。何より驚きなのが、それらの人の多くが福祉
の窓口を訪問していることだ。窓口は一体、どのような対応をするのだろうか？
役所の福祉課の窓口が、住民票や戸籍謄本を取るような事務的な対応しか出来ない
場所では困る.. 福祉に相談する人が『厄介者のように』扱われるのでは困る..
自分の現状を上手く説明出来ないのをいいことに、親切に対応しない役所の職員が
想像出来る.. 少なくとも私の見聞きした範囲では、癖のある人（ヤクザ関係？）、
有力者の紹介などでなければ、生活保護を貰うのは難しいように感じます。
だから、ズルイ市民は初めから役所に意見の出来る人(有力者？)を通して楽に生活
保護等の福祉の恩恵に浴することが出来る。 普通に行けば、殆どの場合は窓口で
追い返されるだろう.. 嘘だと思えば、一度窓口に行ってみて下さい。(経験有り)
福祉の窓口に配置される職員は、選別された（特殊な能力を持った）人たちなのだ
ろうと思いますね。 横柄・居丈高・人(にんぴにん).. これらの言葉が当て
はまる人でなければ、出来ない業務ではないかと私は（勝手に）思っています。
文句を言えば、役所はこう言うだろう.. 何を言われても、本当に必要な人は諦め
ない！とね.. 彼らは選別の為にしていると言うだろうが、そんな選別など国民は
認めていない。今のように企業が平気で社員の首を切れる社会にしたのは、誰だ！
そのお陰で労働者は使い捨てだ！！ 景気が良くても、非正規労働者の待遇は良く
ならない。不景気になれば、あっという間に首が切られる。今や労働者の在庫管理
は要らなくなった。労働者は一日の無駄も無く、雇用・解雇が繰り返されるからだ。
こんな社会にしたのは、“政府と財界”だと私は思っています。（自然になった訳
ではないです＞＜）
（引用始まり）
三重県桑名市で、生活保護を打ち切られた一人暮らしの男性（５３）が今年４月に
栄養失調で衰弱死していたことが１７日、わかった。
同市によると、男性は昨年６月に清掃のアルバイトの仕事がなくなったといい、
同８月から生活保護費を受け取った。しかし、男性が同１２月に支給窓口を訪れな
かったことから、担当職員が今年１月、自宅を訪問。この際、男性は「日雇い労働
者の仕事が見つかったので、今後はそれで生計を立てていく」と話したため、市は
以降の支給を打ち切った。
同２月には、男性から「仕事が駄目になりそうだが、再受給は可能だろうか」と問
い合わせの電話があり、市の担当者が「本当に駄目になったら相談に来てほしい」
と伝えたが、その後、連絡がなく、４月２６日に自宅で死亡しているのが見つかった。
死亡は発見時の１、２日前とみられるという。
（引用終り） （６月１８日 読売新聞）
この記事を見る限り、市役所の対応も担当職員の対応も悪くないように見える..
でも私の感想は 『死人に口なしだ！』..
５３歳の日雇い労働者の死など、日常の中に埋没してしまうほど日本社会は疲弊し
ているように私は感じます。新聞には『餓死』とは書いていない。栄養失調による
衰弱死だ！！ 何処が違うんだ！！ じわじわ餓死していくようで、餓死より悲惨
に感じる。 栄養失調による衰弱死は『ただの病死』だと言うことか？？
何人犠牲者が出たら福祉担当者（役所）は、対応を改めるのだろうか？ それとも
日雇い労働者の死など“表沙汰”にならなければ、無かったことでしょうか？？
もう亡くなってしまったマザーテレサは、経済成長まっしぐらの時代の日本につい
て、こう言っていました。
『人びとは何不自由なく生きているように思えるけれども、心の飢えをもっている
人はたくさんいるでしょう。
だれからも必要とされず、だれからも愛されていないという心の貧しさ、それは
一切れのパンに飢えているよりももっとひどい貧しさなんじゃないかと私は思うの。』
『今日の最大の病気は、らいでも結核でもなく、自分はいてもいなくてもいい、
だれもかまってくれない、みんなから見捨てられていると感ずることである。
最大の悪は、愛の足りないこと、神からくるような愛の足りないこと、すぐ近く
に住んでいる近所の人が、搾取や、権力の腐敗や、貧しさや、病気におびやかされ
ていても無関心でいること。』
『いまの世の中、人間が人間を見捨てているのよね。
親が子を、子が親を、兄が弟を、友が友を、隣人が隣人を。』
（『』内、マザーテレサ語録より：http://www.nsknet.or.jp/~kmg/teresa03.htm）
無慈悲な政治家の集まりの政府や、利潤追求の為なら何をしてもいいと思っている
財界.. それ以外の人達まで(言い訳を用意しながら)人間が人間を見捨てている..
マザーテレサの嘆く世界は、ますます広がっているようです..
あなたの中に『人間に対する平等の愛は、残っていますか？』..
あれ～？ 今日は夏日の予定なのにまだ太陽は見えませんね＞＜; 予報は外れか？
今日も元気で ファイト！
