隊長のシーバス日記 [Sixth Sense Fishing]

新潟[上越地方限定」 サーフシーバス 釣行記

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3月27日釣行

2008年03月29日 | Weblog
今回も懲りずに親不知釣行。

蛍烏賊パターンのタイミングを掴むためには通うしかない。

しかし今年の親不知はどうなってんかなぁーーぜんぜん釣れん。

週末は仕事で行けそうにもないし・・・今晩の予報では24:00まではなんとか持ちそうな感じ。 あの辺りはどん深で 少しでも風が出ればアウト。すぐ大波が寄せるポイント。予報が前ズレすれば 到着時間位から荒れ初めてしまう。

今回もF君 Tk君との釣行。

20:15分ポイント着。  毎回毎回ポイントをずらしながらの探り釣り。

今回は 親子像の碑が立っている 崖の下ポイント。大分西に来たもんだ・・

こんなポイント1人じゃあ絶対来れない。複数釣行だからなんとか可能。
崖道下りるのもしんどいし、何より怖い・・・
ここの怖さは来た者にしか分からないよな・・・

下りてみると 以外に波がある・・今時点で釣り出来るギリギリぐらいか・・
このままの状態で 後1時間か 出来ても2時間。
さあ短時間勝負の始まりだ。

サーフで3人でキャストを始める。  40分キャストしても当たりもない。
というか・・蛍烏賊の光も見えないじゃないか・・

時々打ち寄せる大波・・・隊長はまともにくらい 後ろに吹っ飛ばされる・・
そして転び 出ている岩にしがみついて 引き波で体が持っていかれないようにしがみつく。怖いよ 

15分に一度位 急に大波が・・・気をつけないと・・・1人釣行だったらかなりやばい。

蛍烏賊サイズのルアーをとっかえひっかえしてキャストしてもぜんぜん当たらない。

「もうだめかぁ」と思いながら1時間半後に・・・・

それは突然きた・・・

Sabat80をフルキャスト ラインスラッグを巻き取りスローリトリーブ5回。

「ずどっ」  いきなりひったくる重い当たり

あわせをいれた 重い  いい型のようだ・・

竿が閉めこまれ ドラグが出る・・・

その瞬間 フッと軽く・・・

「えっ???うそ??」 あわてて巻き取るとルアーの重さもない・・

PEラインのたか切れ・・・

「あああーーーがっくり」波でラインがもまれて 傷ついていたのかも・・

ここでこれはショック・・・

「F君 TK君 ショックリーダー結んでくるから ちょい離脱するわ」

15m位離れた位置で座り込み ライトを点灯・・・

「隊長とこ俺入りますねえ」とF君

「はいよーー沖で来たからね 5巻き位」と隊長



ショックリーダーを取り出そうとごそごそやっていると


「隊長ーーーーきたぁー ヒット」とF君

あわてて近くに寄る   沖でジャンプ  シーバスだ・・・

ロッドを立てて慎重によせる・・・  そしてサーフに上がったところで、これまたPEラインが切れた・・・・ あわててボガって キャッチ成功。

腹パンパンの 66センチ。太い・・・ やったぜF君


「いよいよ蛍烏賊パターンはじまりかぁ」 この時点で波はさらに大きくなってきている。出来て後30分か・・・


その時 F君が釣ったシーバスを見ながら 「隊長 隊長 喰っているのはいてる」

どれどれ と見てみると 20cm位の長い 半分消化した魚を吐き出した。

「なんだこりゃ 蛍烏賊じゃあないじゃん 5匹も吐き出した魚は信州人は見たこともない魚だ・・・うなぎのような????」

ここでTK君が一言「隊長こりゃあー ゲンゲですよ 」


「ゲンゲ??? 何それ??」隊長


「この辺りではそう呼ばれてます・・深海の魚で鱗がなくヌルヌルして、産卵時に浅場に上がってくる魚です」TK君


「じゃあただの回遊シーバス??蛍烏賊は1匹も吐いてないし、5匹吐いたのにまだ、お腹の中にも ゲンゲ はいってそうじゃん 蛍烏賊パターン成立してないし、さっき隊長がばらして すぐのヒットだから、確かに回遊物かもなあ てことは、さっきのもゲンゲ シーバス。ヒットタイムから見ても、その可能性大」

F君がゲットしたのはうれしいけど なんかみんな少しがっくり・・

パターン成立ならず だよなぁ・・

ここで いよいよ波も上がってきて 終了。

帰りの崖道上りはキツイ。


こうなったらもう根気比べか・・・  ふぅ疲れる釣りだ・・



これがゲンゲ画像・・こんなのが胃にいっぱい ルアーサイズと比べて下さい。
ルアー125mm


最後にF君の貴重な1匹
 66cm でぶでぶでしょ・・







追加  その後Tk君が調べてくれたところによると、ゲンゲではなく、ぎんぽ ではないかと、ということでした。Webでみつけた ぎんぽ 写真を参考までに貼っておきました。