ソーシャルワークの TOMORROW LAND ・・・白澤政和のブログ

ソーシャルワーカーや社会福祉士の今後を、期待をもって綴っていきます。夢のあるソーシャルワークの未来を考えましょう。

舛添要一厚生労働大臣、この意気込みでがんばって下さい

2008年07月30日 | ケアや介護
 7月27日に東京国際フォーラムで「福祉人材フォーラム」が開催された。我が(社)日本社会福祉士養成校協会も重点月間賛同団体の1つであり、フォーラムに参加させていただいた。このフォーラムの目的は、介護・福祉職といった福祉人材を増やし、社会的地位を高めることである。

 主催が厚生労働省でもあり、舛添厚生労働大臣の挨拶があったが、介護に対する意気込みを自分の声で話され、大変感動した。

 この挨拶で、11月11日を「介護の日」にすることが報告された。「良い日 良い日」が、介護の日である。

 舛添大臣は、介護職の待遇を上げるために、介護報酬を上げることが必要との認識であり、国民に保険料を上げざるえないことを訴えていき、理解を得ていきたいと言う。同時に、不退転の思いで、財務大臣に、社会保障費が増えることを説得していくという。

 自らの親の通勤介護で、苦労されたことがあったからこそ、厚生労働大臣になったという意味で、その責任を果たしたいという。介護の仕事は大変であり、その仕事には相応な待遇が必要であるとする。インドネシアから介護福祉士になり、介護の仕事をしていく人々が入ってくるが、足下の日本で意欲をもった若い介護スタッフをいかに増やしていくかの課題を解決していくことが不可欠であるという。これには、介護報酬をあげることが不可欠である。「介護ビジョン」を近々だすということである。

 この意気込みで、来年3月までの8ヶ月間がんばって欲しいと思う。少し、光が見えてきた。