カタツムリなど編
Q:「カタツムリは何故、でんでん虫?」
殻にこもっている時に「出よ(出ろ)、出よ、虫!」とはやし立てたことから(そんな遊びがあったのでしょう。暇だなあ)、「出よ出よ虫」→「でんでん虫」になったそうです。
他に、殻にこもって出てこないので「出ない」→「出ん」→「でんでん虫」になったという説もあります。
カタツムリという呼び方は元々京都付近の方言で、「かた」は「笠」、「つむり」は「巻き貝」。「笠みたいな貝」ということみたいですね。
Q:「そこら辺にいるカタツムリも食えますか?」
日本でも昔からよく食っていたみたいです。ナメクジも食えます。生飲みするとノドによい、という話を聞いたことがあります(!)。
ただ、寄生虫がいるので、焼いた方がおすすめです。味は不明ですが、近い仲間なので貝みたいな味じゃないでしょうか?
Q:「カタツムリの歌の<ツノ出せ~ヤリ出せ~目玉出せ~>のツノとヤリって何?」
まず、正式な歌詞は<ツノ出せ~ヤリ出せ~頭出せ~>らしいです。カタツムリの頭から飛び出しているのが「ツノ」か「ヤリ」のどちらかで、先端に目玉がついています(だから、目玉と同じ)。で、これとは別に触角が出ているので、これがもう一方でしょう。
ちなみに「かたつむりの歌」は作詞・作曲共に不明です。
……気になるなあ。
Q:「カタツムリも塩をかけたら溶けますか?」
溶けます。と言うか縮みます。カタツムリとナメクジは殻のあるなし以外はほぼ同じです。カタツムリは殻があるので、どの程度縮んだのかわかりにくいのが難点ですが、カタツムリは殻の入り口を閉じられないので(膜は張れるようです)、気長に塩をかけていけばそのうち死ぬでしょう。
Q:「貝の貝殻は成長と共に大きくなるそうですが、ヤドカリの貝も大きくなりますか?」
ヤドカリは貝の仲間ではなく、エビの仲間です。特にヤシガニに近い種類です。ですから、生まれつき殻があるのではなく、死んだ貝の貝殻を利用して、そこに住んでいるのです。「宿(貝)を借りている」ので、ヤドカリってことですね。ヤドカリは成長すると、貝を次々に取り替えていきます。
Q:「アメフラシとウミウシは何が違いますか?」
私は空条承太郎みたいに海洋学者じゃないので詳しくはわかりませんが、ほとんど差はないんじゃないですかね。ウミウシより大きめで、つついたら液体を出すのがアメフラシってことでいいと思います。
別に砂糖でも縮むのですが(果物の砂糖漬けとかありますしね)、塩に比べると砂糖は水の吸収が低いという事実があります。これは水を移動させる浸透圧がモル濃度に比例するためで、塩(塩化ナトリウム)より砂糖(スクロース)は分子の質量が大きいので、同一質量の場合は塩のほうがモル濃度は高くなるため……というのは受験生でもなければ理解しておかなくて結構です(笑)。
それでも「JOJO」ネタを続ける私に痺れたり、憧れたりする生徒は……いないでしょうね。
まあ、私くらいの年の人間にとって「JOJO」ネタはHBの鉛筆をベキッとへし折るくらいに自然に出るので困ります。
第1部ネタになると流石にキツいです。
しかし、DIO(の肉体)が第1部の主人公だということを知っているのといないのとでは物語の理解に雲泥の差が生じますから、できれば全巻読んでおきたいところ。
それにしても第6部のエンディングは反則というか何というか。
これまでの歴史を全てなかったことにするのはどうなんだ……。