あのね。
はっきり言って、貴方は疲れ過ぎてます。
疲れたときには、休みましょう。
私が送った、そんな当たり前の言葉で涙が流れるなんて。
まるで、あの頃の私と同じです。
3年前、私はストレスで身体を壊してしまった。
それでも頑張って仕事をして、頑張って家族を守って、頑張って会社を守って。
その挙句、ここまで壊れてしまったらもう使えないな、とゴミ箱に捨てられるようにして仕事を失った。
自宅療養する間もなく職業訓練を受けて、入院して、試験勉強やアルバイトをしながら就職活動をして、また入院して。
2度目の入院時、見舞いに来てくれた家族から「無理しないで」と声をかけられて、私は涙が止まらなかった。それまで何度もかけられてきた言葉なのに。
もし、心に走る亀裂から、特別でもなんでもない私の言葉が染み込んだなら。
貴方の心は、もしかしたら身体も、今、壊れかけてる。
だから、休まないと。
ここまで無理をしてくれた自分を、ちゃんと労わってあげないと。
一生ずっと付き合っていく、心と身体なんだから。
私の身体は、既に壊れてしまった。
だから正直、貴方のことが羨ましい。
同時に、少し腹立たしい。
壊れていない身体を持っているくせに、それを大切にしない貴方が。
私は元気だから、あんなことも、こんなこともできるんだよ。
そんな台詞と元気な笑顔で、この先も私を羨ましがらせて下さい。
誰に向けてとは言いません。
この記事を読んで少しでも感じるところがあったなら、きっと貴方も疲れているのでしょう。
どうか気を楽にして、ゆっくりと休んで下さい。
せめて、今夜だけでも。