森の詞

元ゲームシナリオライター篠森京夜の小説、企画書、制作日記、コラム等

日々の生物(ナマモノ) 第35回

2008年12月28日 | 日々の生物(ナマモノ)
Q:「ウサギが独りぼっちで寂しいと死ぬって本当?」
A:「嘘です。ウサギは孤独を愛する一匹狼タイプです」

 現在の日本で一般的なウサギは外国の品種で、本来は地面に穴を掘って巣を作ります。おまけに縄張り意識の強い生物なので、むしろ単独で生きているほうが良いようです。日本の品種は巣穴を掘らず、森に住んでいたようですが、基本的な習性は変わらないようです。
 と、言うことで、飼うときはむしろ密度が小さくなるように注意したほうがいいでしょう。あと、檻の床が土だと穴を掘って逃げますので注意。


Q:「霧(きり)と靄(もや)は何が違いますか?」
A:「見た目」

 上空で空気中の水蒸気が凝結して、細かい水滴となって浮かんでいている状態が「雲」です。
 これが地上で生じると靄と霧になります。二つとも地上にできた雲ということですね。
 そして、この二つは密度で分類されます。濃いと霧、薄いと靄になります。
 日本式の分類では視程(どこまで見通せるか)が1km未満のものが霧、1km以上10km未満のものが靄とされているそうです。見た目で分類しているわけですね。


Q:「ナメック星人はどうして腕が再生できるんですか?」

 再生能力を持った敵キャラというのは結構沢山いるのですが、ドラゴンボールのピッコロが特に強烈なインパクトを誇っているのは、いきなり切り口から腕が突き出してくるからですね。「その腕は何処に入ってるんだ?」とツッコミたくなります。
 皆さんはさすがにやらないでしょうけど、私は小学生くらいで見たので、よく遊びました。袖の中に腕を入れておいて、ズバッと突き出す遊び。
 まあ「ナメック星人だから」でいいのかもしれませんが、劇中でピッコロが行った身体操作を挙げてみると、①腕の再生、②腕を伸ばす、③巨大化、④分身、⑤指の数を増やす(笑)などがあります。あと、口から手下や子供を産めるというのもありますね。
 恐らくナメック星人はすさまじく細胞の分裂が早いのでしょう。巨大化できることから細胞も急激に大きくできるのでしょう。ですから、大きな腕を体内で作るのではなく、切り口で小さく腕を作り、それを巨大化させているのかもしれません。そうすれば腕が突き出してくるように見えるはずです(②と③を合わせた感じで)。
 個人的には、地球人のはずなのに①背中から腕を突き出したり、②分身ができる天心飯のほうが不思議です。彼は何なのでしょうね?


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