Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

再実験なら「周辺事態」認定も 民主・鳩山幹事長

2006-10-21 | 拉致・北朝鮮問題
 鳩山氏は、北朝鮮が核実験をしても「周辺事態とは言えない」と結論づけていました。まことに脳天気な人物です。

 しかし、北朝鮮が2回目の核実験を実施しそうな雲行きになってからは、再実験なら、「周辺事態」の認定を容認することもあり得るとの認識を示しました。

 という事は、1回だけなら、「気の迷いだったんだろう」とでも言うつもりだったのかな。

 もしそうなら、北朝鮮のミサイル発射を、「一発だったら誤射かも知れない」と言った朝日と似たような発想ですね。

 民主党は、小沢さんといい、菅さんといい、鳩山さんといい、そろって呑気者ぞろいですなあ。結局、平時でしか使い物にならない政治家しか居らんようです。(平時でも、使えなそうですけどね)

 民主党といえば、「メインエンジンである」自民党が駄目になったときに働いてもらわなければいけない、大事な「予備エンジン」の位置づけにある政党なんですけどね。「君たちにそんな自覚あるの?」と問い詰めたい心境です。

 さて、呑気な長老たちに業を煮やしたのか、前原誠司前代表が動き出しました。

 前原氏は19日国会内で会合を開き、国連安保理の北朝鮮制裁決議を受け周辺事態法を適用するべきだと容認論を展開、同調する意見が相次いだそうです。

 前原氏は同法適用に反対する小沢一郎代表ら党執行部の対応について「ここで何もしなければいつまでたっても政権交代できない」と批判したそうですが、長老たちよりよほど政治的センスがありそうです。

 ここで、世論を唸られることが出来れば、民主党も、ピンチをチャンスに変えられるんだけどね。



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(参考)
再実験なら「周辺事態」認定も 民主・鳩山幹事長
2006年10月19日10時43分


 ロシア訪問中の民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、モスクワ市内で記者団と懇談し、北朝鮮が2回目の核実験を実施した場合について、「周辺事態」の認定を容認することもあり得るとの認識を示した。

 鳩山氏は「北朝鮮が(国連安保理の制裁決議を)『宣戦布告だ』という言い方をし、さらに核実験を行った場合はレベルが変わったとみることができる。1回目の状況とは違う」と語った。鳩山氏は17日の小沢代表らとの協議では現状について「周辺事態とは言えない」と結論づけていた。


<民主党>前原前代表の周辺事態法容認論に同調相次ぐ 

 民主党の前原誠司前代表ら同党議員15人は19日国会内で会合を開き、北朝鮮の核実験問題をめぐり協議した。この中で前原氏は国連安保理の北朝鮮制裁決議を受け周辺事態法を適用するべきだと容認論を展開、同調する意見が相次いだ。
 出席者は「国防省設置を早期に実現する議員連盟」(会長・渡辺秀央参院議員)のメンバーを中心とする議員で、前原氏は同法適用に反対する小沢一郎代表ら党執行部の対応について「ここで何もしなければいつまでたっても政権交代できない」と批判した。
 周辺事態認定への賛成論が民主党内にもあることが公然化した形だ。衆院統一補選の投開票(22日)を前に、前代表が公然と執行部批判を展開したことは党内に波紋を広げそうだ。【山田夢留】
(毎日新聞) - 10月19日21時58分更新


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