Dogma and prejudice

媚中派も媚米派も同じ穴のムジナ
従属主義的思考から脱却すべし
(言っとくけど、「媚米」と「親米」は違うんだよ)

安倍首相が辞意表明

2007-09-12 | 自民党
時事ドットコム:時事ドットコム:緊急特集より


★★安倍首相が辞意表明
=麻生幹事長に「求心力ない」=
-参院選惨敗後、政権浮揚図れず(2007/09/12-13:51)

 安倍晋三首相は12日、辞任する意向を固めた。参院選で惨敗したものの、内閣改造を断行することによって政権浮揚を図ったが、失敗したことが原因とみられる。

 これに関連し、麻生太郎幹事長は首相の辞意について「ずっと前から聞いていた。自分には求心力がないと言っていた」ことを明らかにした。

 同日午後1時から首相の所信表明演説に対する各党代表質問が予定されていたが、自民党幹部は民主党幹部に対し「わたしは代表質問に出るわけにはいかない。健康上の理由だと首相が言っている」と伝えた。

 自民党の大島理森国対委員長は同党代議士会で「安倍首相が午後2時からの記者会見で、辞任の決意を述べる」と言明した。

 自民党は7月29日投開票の参院選で37議席にとどまる惨敗を喫した。事実上の安倍政権に対する不信任だったが、首相は退陣せず、8月27日に内閣改造を断行。政権の立て直しを図った。

 しかし、改造内閣発足後1週間で遠藤武彦氏が補助金不正受給問題で農水相を辞任。その後も「政治とカネ」の問題が絶えず、求心力の回復にはつながらなかった。

 首相は9日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のため訪れたシドニーで記者会見した際には、11月1日で期限が切れるインド洋での海上自衛隊の給油活動継続に「職を賭す」と表明。延長できなかった場合の内閣総辞職に言及していた。11日は風邪を理由に早めに首相公邸に直帰した。

 自民党は緊急役員会を開き対応を協議。総裁選を実施する方向で調整するとみられる。(了)

安倍首相が緊急記者会見
一、新たな総理の下でテロとの戦いの継続を目指すべきではないか
一、小沢民主党代表に党首会談を断られたことは残念だ
一、国民の支持、信頼の上に政策を力強く進めていくことは困難だ
一、自らがけじめをつけることで局面を打開しなければならないと判断するにいたった
一、政治空白を生まないよう、なるべく早く次の総裁を決めて欲しいと指示した
自民、突然の首相辞意に衝撃=「信じられない」「自民党の危機」(2007/09/12-13:40)

 安倍晋三首相が辞意を固めたことについて、自民党内に衝撃が走った。同党の麻生太郎幹事長は「ずいぶん前から聞いていた。『自分には議会の中で求心力がない』と言っていた」と明かした。首相から辞意を伝えられた大島理森国対委員長は党代議士会で「いかんともし難いが、首相の意思は変わらない」と述べた。

 また、塩崎恭久前官房長官は「辞任は全然聞いていない。(真意は)首相に聞かないと分からない」と驚いた表情で語った。首相側近の1人は「テロ対策特別措置法の延長問題で見通しが立たなくなったからだろう」との見方を示し、町村派幹部は「信じられない。自民党の危機だ」と指摘した。 (了)

永田町「びっくり」=民主議員、あきれ顔-安倍首相辞意表明(2007/09/12-13:43)

 「首相が辞める」との情報に、永田町には12日午後、激震が走った。

 衆院本会議の開会を待っていた小宮山洋子議員(民主)は「びっくり」と一言。「所信表明だけして辞めるなんて、いくらなんでもひどい。辞めるなら選挙の後でしょう。職を賭すというのはそうことではない。これは職を投げ出すということだ。一国の総理が職を投げ出して、国民は許すのだろうか」とあきれた様子で語った。

 野田佳彦議員(同)は「きのう所信表明したばかりで、不自然極まりない。きのうも早退したというし、何かあったんでしょうかね」と首をひねった。(了)

新総裁選出へ調整急ぐ=自民、本格総裁選なら1カ月(2007/09/12-14:01)

 安倍晋三首相(自民党総裁)が辞意を表明したことで、同党は総裁選を実施する方向で調整に入った。党員参加型の本格的な総裁選は党員名簿の精査などに時間を要し、12日間の選挙期間を含めると、新総裁選出には「最低1カ月かかる」(関係者)ため、その間は安倍首相が引き続き職務を続けることになる。

  ただ、この間、事実上の政治空白が生じ、野党などから批判が出るのは必至。党則によると、緊急を要する場合は両院議員と都道府県連代表による両院議員総会で新総裁を選出すると規定している。このため、党幹部や実力者らによる話し合いの後、両院議員総会で新総裁を選出する選択肢も残されている。(了)

「まだコメントできない」=首相辞意で民主・小沢代表(2007/09/12-13:44)

 民主党の小沢一郎代表は12日午後、安倍晋三首相の辞意について、国会内で記者団に「今はコメントできない。正式に辞任が決まってからだ」と語った。午後の衆院本会議で代表質問に立つ予定だった鳩山由紀夫幹事長も、記者団に「詳しいことは分からない。あと10分のところで(質問の準備が)無駄になった」と述べた。 (了)

安倍首相辞意、中国新華社が至急電(2007/09/12-13:37)

 【北京12日時事】中国国営新華社通信は12日、安倍晋三首相が辞意を伝えたことを至急電で伝えた。中国共産党・政府は安倍首相の年内訪中に向けた準備を進めており、対日政策の練り直しを迫られるのは必至だ。 (了)


 安倍首相が本日午後二時に辞意を表明しました。

 八方塞がりの中、燃え尽きた末の敵前逃亡という印象です。
 
 どうせ辞めるなら、選挙後すぐに辞めれば、いいものを・・・。何に関しても、決断のタイミングが後手後手でした。

 健康上の問題であるなら、きちんと夏休みを取って、リラックスすべきだったのにそれもしなかった。

 「党首討論が叶わなかった(小沢氏が断った)から辞めた」って言ってましたが、最後まで他人のせいにするのはいかがなものか。

 まあ、この間の農水大臣のように「燃え尽きた末の自殺」でなかったのがせめてもの救いかも知れません。

 

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
驚きました (たもん次男)
2007-09-12 20:03:51
随分唐突ですね。臨時国会も始まつたばかりだといふのに。
もう少し総理の座に固執するものとばかり思つてたから、正直驚きました。

それにしてもこの先の展開が読めない・・・
小泉再登板なんて事態だけは避けてほしいものですが・・・
返信する
Unknown (ユーグン)
2007-09-12 21:06:28
初めまして。
といいましてもかなり昔に右余極説さんから来て、Rom歴はずいぶん長いのです。長い間コメントもせずに失礼をいたしました。最初のコメントが驚きの安倍総理の辞任という事でなんともはやですが、やはり小泉再登板は恐ろしいものがありますね。幸いそれはなさそうとの関係筋ですが。

ではこれからもがんばってください。いつも応援しています。
返信する
Re:驚きました (上田真司)
2007-09-12 22:46:39
たもん次男さん、コメントありがとうございます。

>随分唐突ですね。臨時国会も始まつたばかりだといふのに。
>もう少し総理の座に固執するものとばかり思つてたから、正直驚きました。

「安倍首相はブッシュ大統領から引導を渡された」というようなことを勝谷誠彦が言ってました↓から、今度は本気かも・・・という思いも半分ありました。

「安倍退陣は決定的」と勝谷「アメリカに見限られた」
http://www.j-cast.com/tv/2007/09/10011118.html

>それにしてもこの先の展開が読めない・・・

確かにそうですね。

>小泉再登板なんて事態だけは避けてほしいものですが・・・

小泉チルドレンの結束力がどれほどのものか、見てみたい気持ちもあります。

「小泉再登板」というのは確かに嫌な感じはしますが、再登板したところで、以前のようなカリスマはもう発揮できないのではないでしょうか。

メッキの剥がれた小泉純一郎が「格好の悪いタダの変な爺さん」でしかないことが、テレビを通じて国民の目にさらけ出されたら、小泉信者も妄想から醒めるでしょう。

小泉純一郎本人も、もうこれ以上国民は騙せないと思っているだろうから、そんな話には乗らないでしょう。

とは言いながら、今後の展開次第で「小泉再登板」もあり得るだろうし、再登板して相変わらずの名演技で、小泉信者から喝采を浴びる危険性も大いにあるわけですが・・・。
返信する
初めまして。 (上田真司)
2007-09-12 22:48:55
ユーグンさん、初めまして。

>やはり小泉再登板は恐ろしいものがありますね。幸いそれはなさそうとの関係筋ですが。

たもん次男さんへのレスでも述べましたが、小泉純一郎の神通力も、もう効かないのではないでしょうか。

小泉純一郎が再登板して、国民から幻滅された方が、小泉信者が妄想から醒めやすいとも考えられます。もちろん、危険性も大いにありますが。

>ではこれからもがんばってください。いつも応援しています。

どうも、ありがとうございます。

返信する