自民1+1=1…東京は丸川珠代氏のみ当選
自民同士の「共食い」で、参院2期12年の実績を誇る都連の重鎮、保坂三蔵を新人の丸川珠代が食ってしまったのだから皮肉な話ですね。
「1プラス1が2にならず、1のままで、同じ自民党支持層を食い合っていただけだ」となったわけですが、都連にしてみれば、同じ一なら保坂三蔵の一の方が百倍も価値があったのに・・・というところが本音でしょう。
私からすれば、「いい気味。ざまあみろ」というところです。
それにしても、丸川珠代本人にとっては何とも困ったことになったものです。当分の間、「お前さえ、出馬しなければ、保坂さんは当選できたのに・・・」という怨嗟の声なき声を背中に感じながら、代議士生活を送らなければいけないのですから・・・。はりのむしろに座らされる心地でしょう。
何とも、可哀そ面白い話です。(可哀そ面白い:本人の身になれば可哀そうだけど、第三者的に見れば面白いという意味の合成語)
↑大先輩を食っちゃった珠ちゃん
自民1+1=1…東京は丸川珠代氏のみ当選 ■現・新の相乗効果なく 参院選で激戦となった東京選挙区。議席を自民候補の現職・保坂三蔵氏(68)と新人・丸川珠代氏(36)が争う“共食い”の情勢になり、2期12年の実績を誇る保坂さんが涙をのんだ。 30日午前0時15分過ぎ、事務所に姿を現した保坂氏は「申し訳ありません」と頭を下げ、支援者と握手をしながら壇上に。「与党の逆風は承知していたが、有権者に思いは届いていると思っていた」と敗戦の弁を述べた。丸川氏の擁立については「2人当選というのが党の命令だから…」と悔しそうな表情を隠さなかった。 自民党は定数改正で改選数が1つ増え「5」の参院選東京選挙区に、9年ぶりに2人を擁立。当時は共倒れの憂き目をみただけに、今回は組織力を背景に「地上戦」で臨む保坂氏に対し、知名度を生かした「空中戦」で浮動票を狙う丸川氏。同党は両者の相乗効果でそろって当選をもくろんでいた。 結局、2人擁立による相乗効果はなかった。「1プラス1が2にならず、1のままで、同じ自民党支持層を食い合っていただけだ」。ベテラン都議は吐き捨てた。 |
自民同士の「共食い」で、参院2期12年の実績を誇る都連の重鎮、保坂三蔵を新人の丸川珠代が食ってしまったのだから皮肉な話ですね。
「1プラス1が2にならず、1のままで、同じ自民党支持層を食い合っていただけだ」となったわけですが、都連にしてみれば、同じ一なら保坂三蔵の一の方が百倍も価値があったのに・・・というところが本音でしょう。
私からすれば、「いい気味。ざまあみろ」というところです。
それにしても、丸川珠代本人にとっては何とも困ったことになったものです。当分の間、「お前さえ、出馬しなければ、保坂さんは当選できたのに・・・」という怨嗟の声なき声を背中に感じながら、代議士生活を送らなければいけないのですから・・・。はりのむしろに座らされる心地でしょう。
何とも、可哀そ面白い話です。(可哀そ面白い:本人の身になれば可哀そうだけど、第三者的に見れば面白いという意味の合成語)
↑大先輩を食っちゃった珠ちゃん