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『３月のライオン』 第１０話 Chapter.20 贈られたもの1
将棋の練習をしている零に香子から電話がありました。
腕時計を忘れたとのこと。
ワザとじゃない・・？
松永七段が言った。ありゃ毒婦になると。
なのに、零は彼女を好きなんでしょうか＋＋；
子どもの頃の零のクリスマスの思い出。
幸田は自分の子どもたちには子ども向けのおもちゃを、
零には将棋の駒を選んだのです。
なんて残酷なことをするのでしょう。
考えなしなのか、零だけ特別扱いということなのか、
よもや自分の子どもたちを発奮させるためということはありませんよね。
香子はこれから零と対局のある安井六段の家庭の事情を話します。
Chapter.21 贈られたもの2
こないだの松永七段の時も、零を苦しめるための話だったのかな。
もう幸田家に帰れない零は生活のため、簡単に負けるわけにはいかない。
子どものいる安井六段はもっと切実なハズなのに、
粘りもせず、子どもへのクリスマスプレゼントさえ置き去りにする。
あああ
バカだなぁ。放っとけば良いのに、
知らんぷりしても傷ついてしまうようなやさしさ。
さすがに、
そりゃ叫びたくなるよね。
堪らないよね。
いいんだよ。
時には爆発させても。
それでいいんだよ・・
勝者の慟哭