三叉神経は第5脳神経で顔面部で眼神経、上顎神経、下顎神経にわかれる。上顎、下顎神経が痛むことが多く、歯が痛むのだと間違えて健康な歯を抜かれたりすることもあるので注意を要する。
片側に出るのが普通だが、病気によっては両側に出ることもある。
50代後半ぐらいから発病することが多く、やや女性に多い。
治療は痛むところには一切触れずに、反対側、または遠隔部の治療に終始する。
治療を始めたばかりの頃、患者に乞われるまま痛む箇所に鍼をしてみたが、全く効果がなかった。
現在は、痛む側の頸、肩の凝りをとって、顔面部や脳の血流をよくするべく治療をして効果を上げている。
なかなか治療効果が上がらずにドクターショッピングを繰り返す疾患の部類かもしれないが、案外鍼が効果的である。
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