鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

田の草取り

2009年06月22日 | 日記
田植えの日は上天気でしたが、昨日の田の草取りは、雨の中でした。

時おり強く降る最悪の天気の中で、まだ顔も見せていない草を相手に2時間ほど頑張りました。
 草が根を張って、顔を出したら取るのが容易では無くなるという事で、あらかじめ対策を施しているという感じです。
 いかにも几帳面な日本人の農業という感じがします。


 私などは、面倒な事は一切省きたい人間ですので、無駄な仕事のような気がしてなりませんが。
 まだ、1年目ですので文句は言わずに、やる事を覚えて、来年以降に生かしていこうと思います。


 この半月後に、もう一度これをやって、真夏に1~2回、稗取りをやって、収穫ということになります。


 こうしてみると、田植えの準備に畦づくり、肥料振り、代掻き、田植えとやって、草取り、稗取り、刈り取り、乾燥、脱穀、いただきま~す、ということになるわけですね。
 これを半年でやるわけです、これが大変な事なのか、楽な仕事なのか、規模にもよるでしょうが。
 ただ、これらの仕事をすべて高額な機械がやるわけですので、その返済が大変なのだということです。
 機械のすべてが、年に1回の仕事のために購入されるわけです。なんとも効率の悪い農業ではありませんか。つまりこれでは、農家は儲からないということになります。
 もっと農家が効率よく儲けるには、コストを抑えることつまり機械購入部分を、借りる事で済ますことができれば、少しましな農業になるんじゃあないのだろうか。
では、機械を貸すのはどこかというと、これは農協でしょ。

今の農協は、農家に高額な農機具を売りつけているが、これをやめて、機械は必要な分農協で購入して、その時期に農家に貸し出すようにすれば、農家は助かるのではないだろうか。

それでこそ「農業協同組合」の名にふさわしいと思うんだけど。





田植え

2009年06月08日 | 日記
生まれて初めての田植えを体験しました。
昨日は朝から晴天、これは暑すぎてばてるのではないかと心配もしましたが、風はさわやかで、水は生ぬるく、冷たい水より寒いよりはずーっとコンディションがよかったです。

子供たちも、「足がにゅるにゅるする~」  「あっ、蛙~ 捕って~。」

大騒ぎであります。


2時間ほどで、約100坪くらいを植え終わり、残り200坪は農家にお任せ。

結構軟弱な田植えでありましたが、じゅうぶん楽しめました。



この大変な田植えというのはいつ頃から、何のために始めたのでしょうか?

水田というものより早くからやっていた事は、当然陸稲だったと思います。

陸稲は雑草との戦いだったと思います。そこで考え出されたものが、水田ではないでしょうか。
 これは究極の、雑草対策ではなかったんだろうか。もちろん完璧ではなかったのですが、ほぼ、雑草を抑えることができたのだと思います。

これだけのことを考えたのに、何故田植えなどという手間のかかることをするのでしょう。
 薄くばら撒いただけではだめだったのでしょうか?

 ある程度間隔をあけて、整然と植えることは、収量の増加に繋がったのだと思います。手間をかけてもやる事は、収量の増加しかないんじゃないかと思います。