鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

寝違い

2018年04月16日 | 日記
 寝違いの患者さんが朝1番の電話と共に来院。一昨日あたりから痛くて、動き方がロボットのようである。

 いつも来院するときは頭痛、や腹痛が多いのだが今日は珍しい。

 右の頸から肩が痛む。頸を前に倒しても、上を向いても、右を向いても痛む。ピクリとも動かしづらい。

           

 寝違いも原因はいろいろで、簡単に治ったり、なかなかしぶとかったりである。

 腰痛のために骨盤用のコルセットを締めたら、その日の午後から頸が動かなくなってしまったという女性の場合。完治までに一週間かかってしまった。

 手の甲のところに「落枕(ラクチン)」というツボがある、落枕とは中国語で「寝違い」のことだそうで、寝違いによく効くツボである。これで快方に向かった例もある。

 お腹に鍼をするだけですっかり治ってしまう寝違いも多い。体感のゆがみから来るのだろうと思う。

 相撲取りが一回投げ飛ばされると、続けて負けるのは、体感にゆがみが生じるためではないかと思う。

 女子高校生が寝違いで来院したときに、右の首が痛むのは分かったのだが、服を脱いでくれないし、困ったなあと思っていたが、服の上から脇腹を押すと頸の痛みが消えたので、脇腹だけ少し出してもらい、鍼を一本だけしたら、頸の痛みが治ってしまった。

 この脇腹だけで治ってしまう寝違いも結構あるので、最初に必ずわき腹を見るようにしている。
 

             

  今日の女性の患者さんは、そう簡単ではなかったが、筋肉痛の緩和、右肩の痛み、凝りに対する処置、反対側からの緊張の緩和。

 右側の経絡的な治療で、痛み多少残存するくらいで、ほぼ完治した。



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2018年04月09日 | 日記
 喉のイガイガ えへん虫。という題で咳のことを書いたことがある。ひょっとしたときに喉がイガイガして咳き込む「えへん虫」で困っちゃうとか、誤嚥かな?とか、年のせいかやたら咳き込むような気がする。誤嚥性肺炎なんて言って、えへん虫が肺炎になったりしたら大変だ。

         

 誤嚥をなくす運動などもあるようだが、本当にどれが効くのかよくわからない。

 僕も最近このイガイガから咳き込むことが増えて、困っていた。なぜ咳き込むのか、イガイガするのかどんな時に‥‥と考えてみると

 朝の味噌汁の時に、炒り粉の粉末で出汁を取っていて、その粉末がそのまま残っていた。味噌汁を飲み終わる最後で喉に引っかかるのである、ここで必ず少し咳き込む。

 これを女房に言って、この炒り粉の粉を濾してもらうようにしたら、この時点での咳き込みはなくなった。
 やはり考えてみるものだと自分に感心する。
        

 まあこのように、原因がはっきりしているものは対処のしようというものもあるが、電車に乗っている時などに急に来るイガイガなどはどうしたものか。

 今時分は電車に乗るチャンスはほとんどないのだが、1度だけ月に1回の勉強会のために電車に乗ってるときに、咳き込んだことがある。その時は龍角散ダイレクトというものをたまたま持っていたので難を逃れた。ラッキー。こんなものを持ち歩くとか‥・・・電車で頻繁に持っているお茶を飲んでるおばちゃんたちを見かけるが、それも予防の一つかな?

 前にも書きましたが、こういう時こそ、鍼とお灸であります。これがよく効きます。

 腕にある「尺沢」というツボと足にあります「太谿」いうツボに鍼と灸をします。

 1カ月も2カ月も止まらなかった咳が見事に止まります。医者に言われた「咳喘息」も止まります。

 即効性があるので助かります。これを継続していけば、突発的なえへん虫やのどのイガイガもかなり改善されると思います。

 治療中の患者さんが良く言うのは、「今年は風邪をひかなかったなあ。」です。

 鍼灸で免疫力を強化しましょう。

  鎌田はりきゅう整骨院