リンパ浮腫の治療

　これは自分が所属している勉強会のメンバーの症例報告でありますが、この報告によってリンパ浮腫の治療方針がしっかりとたつと思います。

　これ以前に、リンパ浮腫の治療を二例行いましたが、1勝1敗でありました。

　1例は片麻痺の患者さんのリンパ腫でありましたが、1回の治療でパンパンに張っていた左足が元通りになりそれきり浮腫をおこすこともなく現在に至っています。
　しかしこの成功例は、確固たる治療方針があったわけでなく、なんとなく治ってしまったために、再現性という点で自信のないものになってしまいました。その後に、子宮癌の術後から起きたリンパ浮腫の患者さんには、有効な治療が施せませんでした。

　治療は水の裁きが悪いということで「腎」治療が中心となる副腎治療、免疫強化治療、そして足の経絡の水穴治療が主になります。
　治療を始める時期が早いほど回復も早いとは思われますが、腰を据えて治療してみるべきと思います。

　鎌田はりきゅう整骨院