鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

五十肩の患者さん。

2019年04月26日 | 日記
 五十肩の患者さんが2人続けて来院した。一人は中年の女性で肩甲骨の上のほうが痛む。もう一人は中年の男性で肩の前面、上腕二頭筋の腱が痛む。
 二人とも、腕を前方から上に挙げるときに痛む。



 五十肩は、肩関節部に痛みが発生するものの総称で、肩前部、三角筋部、関節の深部、その他、肩関節近辺の痛みを言う訳です。
 今回来た患者さんの場合、後者の肩前部の痛みのほうがちょっと難しいかな?と思いました。

 肩前部の痛みの場合、肩前部に圧痛を見つけて、点を付けておきます。
 そして肺の経絡の水穴に鍼、圧痛点にお灸をします。これでだめな場合、小腸の経絡に留鍼して動かしてみます。この患者さんの場合はこれで、動きがスムーズになりました。

 もう一人の女性の場合(肩甲骨上部、三角筋後縁)。肩甲骨下縁と肩甲骨外縁に鍼をします。このパターンの場合はだいたいこのぐらいでよくなるようです。

 五十肩は、硬縮が起きているかどうかで治りの早さが違います。血糖異常がある場合も治りが悪いようです。

 しかし、鍼灸がよく効く疾患ですので、早めの鍼灸治療をお勧めします。

 鎌田はりきゅう整骨院

 

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