鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

膝関節痛、手術痕へのアプローチ

2019年09月27日 | 日記
膝の治療も鍼灸での取り扱いの多い疾患です。膝の内側が痛むもの、外側、前面、膝の裏などいろいろです。
 痛みの場所も色々なら、治し方も色々です。膝を通る経絡を使った治療、経筋といったもの、
 最近いらっしゃった女性の膝痛は、膝の膝蓋骨下前面の内側でした。
 経絡的な治療をして「楽になりました。」といって帰られましたが、数日してまたすぐに痛みが出始めたと言って来院しました。
 よく見てみると、膝の前面に大きな切り傷がありました。20年前の交通事故の手術の痕だそうです。これを押してみると内側の傷の部分に飛び上がるほどの圧痛がありました。
 これに20壮ほどのお灸をしてみますとかなり痛みが軽くなり、数回の治療で完治しました。
 
 手術痕へのアプローチは膝以外にも、腰や肩など全身何処にでもありそうですので、手術痕を見つけたら、圧痛を探してみるべきでしょう。

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