鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

病は冷えから

2010年01月30日 | 日記
 昨日のNHKの放送で、特報首都圏 現代人の悩み“冷え”というのをやっていたので、期待してみてみましたが、対策としてはちょっとがっかりでした。

 風邪は万病の元といいます。風邪も冷えも英語で言うと「コールド」です。
 この二つの微妙な違いを、英語では表せないわけですね。

 東洋医学では、汗のあるものを風邪、汗のないものを寒邪(冷え)ととらえます。

風邪も冷えも万病の元というわけです。 

 自分なりに、今までのことから考えて見ますと、冷えの原因は夏の冷房、冷たいものの過食、季節違いの野菜、そして今最も訴えたいのは、水分の取りすぎです。

 「血液をさらさらにするために、水をたくさん飲みなさい.」というのを聞くことがあると思いますが、これは間違い、これが冷えの原因です。

 当院にも冷えの患者さんがたくさん来ます。直接冷えと思えないようなものでも、冷えが原因の事が多いです。

 尿意頻数で一晩に7~8回トイレに起きるという人に、水分の摂取を減らすように指示したその日から、おしっこの回数が激減しました。

こういったもの以外にも、花粉症や最近診た起立性調節障害の子も、原因は冷えであると思います。

 水の取りすぎは低体温を引き起こし、免疫力を低下させます。

 35度の体温は、癌の格好の発生温度だそうです。

 36.5度~37度の平熱を保つためにも、水を控えましょう。

 鎌田はりきゅう整骨院