鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

顎関節症の治療

2017年10月30日 | 日記
顎関節症もわりと取り扱いの多い疾患かもしれない。そして鍼灸がよく効くような気がする。

痛みのある顎関節部に小さな鍼を張り付けて、患側の筋肉の緊張を取っていくのが主な治療であるが、もちろん体全体の疲労やストレスに注意しながらということになる。

 高校生の時に剣道部の合宿で、半日防具をしたままだった時があり、練習が終わって夕食の時に口が開かなくなってしまった。びっくりしたが、治ることはなかった。徐々に口は開いてきたが、急に開こうとすると引っかかって痛いし、大きく開こうとすると関節が外れるような感じで「カックン」と音がしてその都度痛む。外れるということはなかったが、結局ほったらかしで現在まで来てしまった。
 不便さを感じないようになるまで、数十年かかってしまった。

 こういう原因以外にも、免疫力の低下(慢性扁桃炎の2次疾患)や、鼻咽腔、歯牙疾患からと、原因は多彩であります。

最近有名になった「線維筋痛症」も、いろいろ読んでみると、顎関節症との関連を書いてあるものが多く、今、難病と呼ばれているものに、扁桃炎や鼻咽腔炎、歯牙疾患との関連が深いものが少なくないです。


鎌田はりきゅう整骨院