鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

肩凝り

2015年02月16日 | 日記
 精神科にまで回った患者さんの肩こりのことを書きましたが、その続き。

 肩凝りといえばマッサージ?資格としてはそれも持っているんですが、肩凝りには鍼がいいと思いますよ。
 マッサージは気持ちいいし、ちょっと物足りないところもあるけど、1日経つとスッキリ感も来るし、なかなか捨てがたい。
 ただね、気持ちがいいからつい癖になる、軽いと物足りないので強く揉んでくれるところをさがすようになる、あまり強く揉まれると皮下出血を起こして、その部分が固くなって来たりするんです。そうなると、あんま、マッサージをしてもらわないといてもたってもいられないような事になるわけです。
 これをあんま中毒というんですね。

 鍼で肩こりの治療をした場合、この中毒がないですね。
 そしてみなさんは痛いのじゃないかと思われるかもしれませんが、実のところ、凝りのひどいところに鍼が当たるとこれはもうマッサージの比じゃないくらい気持ちがいいもんです。

 鍼をうつ場合、我々は下から上にうっていくんですけど、肩こりの場合も足からうちます。足にも肩こりのツボがたくさんあるんです。結局全身にやる訳です。

 腰から背中、肩甲骨の周り、頸の順にやっていきます。



 右肩の凝りは肝臓、左肩の凝りは胃が悪いなんて言われますが、内臓が悪くて肩こりがある場合は大雑把に捉えてそうなるのかもしれませんね。
 確かに、睡眠不足の人は右の背中のところ(ちょうど肝臓のところ)が盛り上がるんですね。睡眠は肝臓の受け持ちですからそうなるんでしょうね。

 首から上の病気、例えば目が悪い(近視、乱視など)、とか耳鳴りがする、難聴気味である、軽いめまい、頭重、頭痛、三叉神経痛などなども、首肩の凝りを取ってみてからということになります。

 首や肩の凝りを取ると脳に行く血流が良くなりますから、認知症予防にもなりますし、 自律神経の中枢は延髄にありますので、自律神経の狂いで苦しんでいる人も調子が良くなりますね。

 
 脳の血の巡りが良いと、体をよくするための判断も良くなり、体の維持管理も良くなるということになります。

 鎌田はりきゅう整骨院


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