Sim's blog

電子工作はじめてみました

mbedでaitendoのSPI液晶に出力してみました

2009-12-01 23:38:20 | mbed
aitendoのSPI液晶」の続きになります。

最近買ったmbedを使ってAD-12864-SPIに出力してみました。


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mbedではSPI出力できるのが、p5,p6,p7の組か、p11,p12,p13の組のどちらかです。今回はp11,p12,p13を使いました。

接続は以下の通りです。
1 p21 #CS1 ... 10kΩでプルアップ
2 p22 #RESET ... 10kΩでプルアップ
3 p23 A0 ... 0:コマンド 1:データ
4 p13 SCK
5 p11 MOSI
6     Vdd ... 3.3V
7     Vss
8    LED_A ... 100Ωを介してVddに接続

最初の列が液晶モジュールのピン番号、次がmbedのピン番号、3番目が信号名です。信号名を見ても分かるように、この液晶は出力専用のデバイスということになります。

ソースコードは、mbedのサイトに公開しました。aitendoからダウンロードできるユーザーマニュアルにサンプルコードが載っていて、ほとんどそのままです。電子ボリュームだけ調整していますが、00~3fに指定できるうちの00くらいにしないと濃すぎで見えませんでした。

ユーザーマニュアルにはコントローラICの名前もないうえに、タイミングチャートは記号の表す時間が書いてないので、どのくらいのスピードまで動くのか不明な状態です。少なくとも試してみた1MbpsのSPIくらいは平気で動くみたいです。

とりあえず、やたら小さいので8x8ドットの文字とかは読むのがたいへんそうです。信号線の数が5本と少ないのと、SPIも8ビットなので、小さなマイコンで動かすのにも便利です。

VRAMを作るとすると、サイズは1kバイト(=128*64/8)になります。mbedだと余裕で、このくらいのメモリはもてます。タイマー割り込みで定期的に転送なんてのもあり(のはず)です。

バックライトLEDですが、液晶モジュール上に30Ωの電流制限抵抗R6が実装されているので、8ピンをそのままVddに接続しても平気です。今回は100Ωの抵抗をさらに直列につないでいます。100Ωの両端は0.436Vだったので、4.36mA流れていることになります。

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