Sim's blog

電子工作はじめてみました

鈴商液晶のバックライトをNJM2360Dで点ける

2007-07-23 21:34:29 | 電子工作
鈴商液晶のバックライトをTL499Aで点ける
鈴商液晶のバックライトをTL497Aで点ける
に続く第三弾です。今回は新日本無線のNJM2360Dを使ってみました。これはMC34063の互換品です。MC34063は以前秋月で売っていたみたいですが今は売っていません。NJM2360Dは若松では売り切れで鈴商で入手しました。

電源電圧 3~40V
出力電圧 1.25~40V
出力電流 1.5A(最大)

スイッチ電流はTL499Aは100mA、TL497Aは500mAでした。

回路図です。ほとんどデータシートのままです。


R3は180Ωとなっていましたが手持ちになかったので220Ωになっています。
R4は計算では0.7Ωでしたが、やはりなかったので0.33Ωにしています。1Ωだと動いていませんでした。
D1はショットキーバリアダイオードの指定でしたが、やはりなかったので1N4007(秋月 10D1相当品)にしています。結構熱くなっているので、やはりショットキーバリアダイオードの方がよさそうです。EK14は鈴商で売っているのですが買い忘れてしまいました。

出力電圧は半固定抵抗で調節しています。5番はコンパレータの入力で、この入力が1.25Vになるように発振したり止めたりしているそうです。出力電圧は分圧して1.25Vになるような抵抗の比で決まることになります。

出力電圧は無負荷で9V、ELインバータをつないで8.8Vくらいでした。電流は92mAくらい流れています。0.5Aのポリスイッチが切れていたので、電源からは少なくとも500mA以上流れているみたいです。

鈴商で買ってきたコイルです。

お店でのメモ
上段左から
- スミダチョークコイル100μH RCH654-101K
- 220μH
下段左から
- トーキン SNコイル 70μH 2A SN-8S-504
- トーキン SNコイル 80μH 2A SN-8D-400
- トーキン 180μH 2A HP-022Z

この他に日米商事と千石電商の地下でもいくつか買ってみました。

インダクタはH(ヘンリー)の他に流せる電流の最大というパラメータもあることを知りませんでした(笑)。TL499Aのときは、秋月で買った47μHのマイクロインダクタを使っていましたが、このマイクロインダクタに流せる電流は最大70mAだったみたいです。100mA流すのは無理ですね。店頭でH、最大電流、直流抵抗の3つが書いてあったのは千石電商だけでした。鈴商はものによってはHと最大電流が書いてあります。
コイルなんて買うのは初めてなので勝手が分かっていませんが、少しは勉強になりました。

今のところ、3種類のDC-DC変換ICを試してみたわけですが、消費電力が一番少なかったのはTL497Aでした。