「鈴商液晶のバックライトをNJM2360Dで点ける」の続きです。
その後ですが、鈴商でEK14というショットキーバリアダイオードを買ってきました(10個200円)。パラメータをちょこちょこ変えて電流を測っていました。
- R4は電流制限用の抵抗なので大きくすると消費電力が減ります。以前は0.33Ωでしたが1Ωでも平気でした。1.5Ωにすると出力電圧が弱くなりました。
- C2は発振の時定数を決めるコンデンサです。以前は1000pFにしていました。小さくすると消費電力が減るみたいです。100pF、33pFと試してみました。
ELインバータの入力電圧が低いと暗くなるので、1.5Ωは効率はいいけど使えません。1000pFにすると消費電力が大きくなるので、やはりよくないです。1Ω-33pFか0.33Ω-33pFが一番良さそうです。もっともブレッドボードなので寄生容量はいっぱいありそうです。電流制限抵抗は1Ω以下は同じっぽいので1Ωと1.5Ωの間にいい抵抗値があるかもしれません。
もっとコンデンサの容量を低くするとどうなるのか興味深いところがあります。ためしに、コンデンサなし(寄生容量のみ)にしてみたらR4=1Ωで225mAでした。NJM2360自体の発振周波数は100Hz~100kHzだそうなので計算のしかたが分かれば適切な容量が選べるようになりそうです。
インダクタは前回の写真の右上の220μHのものを使いました。効率の式は出力電力/入力電力です。
いずれにしろ、このIC(NJM2360)を使うのに一番大切なのはショットキーバリアダイオード(EK14)です。これに変えただけでかなり消費電力が減りました。
原理とか式とかが分かってない分、汗をかいています。
その後ですが、鈴商でEK14というショットキーバリアダイオードを買ってきました(10個200円)。パラメータをちょこちょこ変えて電流を測っていました。
- R4は電流制限用の抵抗なので大きくすると消費電力が減ります。以前は0.33Ωでしたが1Ωでも平気でした。1.5Ωにすると出力電圧が弱くなりました。
- C2は発振の時定数を決めるコンデンサです。以前は1000pFにしていました。小さくすると消費電力が減るみたいです。100pF、33pFと試してみました。
R4=0.33Ω C2=1000pFのとき、入力 5V 333mA 出力 8.87V 93mA (効率50.0%) R4=0.33Ω C2= 100pFのとき、入力 5V 263mA 出力 8.79V 92mA (効率61.5%) R4=0.33Ω C2= 33pFのとき、入力 5V 240mA 出力 8.75V 91mA (効率66.3%) R4=1Ω C2=1000pFのとき、入力 5V 475mA 出力 8.78V 93mA (効率34.4%) R4=1Ω C2= 100pFのとき、入力 5V 267mA 出力 8.7V 92mA (効率60.0%) R4=1Ω C2= 33pFのとき、入力 5V 240mA 出力 8.8V 92mA (効率67.5%) R4=1.5Ω C2=1000pFのとき、入力 5V 123mA 出力 6.6V 70mA (効率75.1%) R4=1.5Ω C2= 100pFのとき、入力 5V 160mA 出力 7.6V 81mA (効率77.0%) R4=1.5Ω C2= 33pFのとき、入力 5V 162mA 出力 7.66V 82mA (効率77.5%)
ELインバータの入力電圧が低いと暗くなるので、1.5Ωは効率はいいけど使えません。1000pFにすると消費電力が大きくなるので、やはりよくないです。1Ω-33pFか0.33Ω-33pFが一番良さそうです。もっともブレッドボードなので寄生容量はいっぱいありそうです。電流制限抵抗は1Ω以下は同じっぽいので1Ωと1.5Ωの間にいい抵抗値があるかもしれません。
もっとコンデンサの容量を低くするとどうなるのか興味深いところがあります。ためしに、コンデンサなし(寄生容量のみ)にしてみたらR4=1Ωで225mAでした。NJM2360自体の発振周波数は100Hz~100kHzだそうなので計算のしかたが分かれば適切な容量が選べるようになりそうです。
インダクタは前回の写真の右上の220μHのものを使いました。効率の式は出力電力/入力電力です。
いずれにしろ、このIC(NJM2360)を使うのに一番大切なのはショットキーバリアダイオード(EK14)です。これに変えただけでかなり消費電力が減りました。
原理とか式とかが分かってない分、汗をかいています。