停まっているのは藍色の帯が印象的な「はくたか」。実は4本あるホームの可動式ホーム柵のドアの色がそれぞれホーム別に黄土、古代紫、草緑、臙脂(えんじ)の4色が使われ、藍色の車両が入線すると加賀五彩が揃うとの演出。
新幹線金沢駅構内に入場券で入ってみました。中は伝統工芸の美術館のようでした。トイレの衝立は加賀友禅のデザイン。左は兼六園の花鳥風月、右はアケビ中央の白い部分は和紙をガラスで挟んだものという凝りようです。
サハラ砂漠やアトラスの山々そしてカスバの町やメディナに住む人たちを見てきて、何となくモロッコは過去の国のように見えましたが、カサブランカの中心に憩う市民を見ると先進国と比してなにも遜色ない文化を謳歌していることが分かりました。